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On the Production
by 井口健二
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■ハロルドとリリアン、スプリット、リトル京太の冒険
もの、そのリアルさに目を見張った。公開は6月10日より、
東京は新宿武蔵野館他で全国順次ロードショウ。)
『ノー・エスケープ自由への国境』“Desierto”
(2013年10月紹介『ゼロ・グラビティ』の原案・脚本を手掛
けた監督の息子のホナス・キュアロンが製作・脚本・監督・
編集を務めた上映時間88分の作品。舞台はメキシコ・アメリ
カ国境の荒涼とした地帯。そこにメキシコ側からの密入国を
企てる一団がトラックで現れる。ところが車がエンストし、
一団は徒歩で国境を越えることにするが…。アメリカ側には
狩りと称して違法入国者をライフルで狙う男が待ち受けてい
た。出演はガエル・ガルシア・ベルナルと、2013年9月紹介
『ウォーキング・デッド』シリーズなどのジェフリー・ディ
ーン・モーガン。密入国を描いた作品は何本も観ているが、
トランプ大統領が誕生した、正に今でしょという感じの作品
だ。公開は5月5日より全国ロードショウ。)
『笑う招き猫』
(元SKE48の松井玲奈と今話題の清水富美加が共演する女性
漫才コンビを主人公とするドラマ作品。脚本と監督は2017年
2月5日題名紹介『ブルーハーツが聴こえる』の一編も手掛
けていた飯塚健。原作は、本作の基になった小説で小説すば
る新人賞を受賞した山本幸久。漫才師の話は品川ヒロシ監督
の2011年『漫才ギャング』なども観ているが、お笑いブーム
の中で狙いやすい題材と言えるのかもしれない。しかも漫才
師役に本職ではない人を起用するのは、品川作品とも共通し
てしまうところだ。まあそれが女性というのは目新しいが、
女性漫才師というのは風貌から特徴のある印象が強いので、
その点でこの2人の主演というのはかなり冒険だったかな?
2人は頑張っているが…。公開は4月29日より、東京は新宿
武蔵野館他で、全国ロードショウ。)
を観たが、全部は紹介できなかった。申し訳ない。

03月12日(日)
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