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On the Production
by 井口健二
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■第184回 (Star Wars, Golden Globe Awards, Riddick, Jupiter Ascending, Alice in Wonderland sq., Best10)
サリー・フィールド(LINCOLN)
アン・ハサウェイ(レ・ミゼラブル)
ヘレン・ハント(THE SESSIONS)
ニコール・キッドマン(THE PAPERBOY)
助演男優賞は、
アラン・アーキン(アルゴ)
レオナルド・ディカプリオ(DJANGO UNCHAINED)
フィリップ・シーモア・ホフマン(ザ・マスター)
トミー・リー・ジョーンズ(LINCOLN)
クリストフ・ヴァルツ(DJANGO UNCHAINED)
監督賞部門は、
ベン・アフレック(アルゴ)
キャサリン・ビグロー(ゼロ・ダーク・サーティ)
アン・リー(ライフ・オブ・パイ)
スティーヴン・スピルバーグ(LINCOLN)
クエンティン・タランティーノ(DJANGO UNCHAINED)
脚本賞部門は、
マーク・ボール(ゼロ・ダーク・サーティ)
トニー・カシュナー(LINCOLN)
デイヴィッド・O・ラッセル(世界にひとつの…)
クエンティン・タランティーノ(DJANGO UNCHAINED)
クリス・テリオ(アルゴ)
以上が映画部門の候補作(テレビ及び音楽関係は割愛)だ
が、今回は意外とコメディ/ミュージカルの作品賞部門の全
作品を既に紹介していたもので、いずれも気に入っている作
品でもあるので、1月13日の授賞式が楽しみだ。
* *
ここからは製作ニュースで、2000年公開の『ピッチ・ブラ
ック』、2004年7月紹介『リディック』に続くヴィン・ディ
ーゼル主演シリーズの第3作“Riddick”が製作され、その
全米公開日が2013年9月6日と発表された。
なおこの新作は既に撮影が完了しているもののようだが、
前2作に続いてデイヴィッド・トウィーが脚本、監督を担当
した作品の物語は、太陽に焼かれた過酷な惑星に置き去りに
されたリディックが、その星でもエイリアンの捕食獣による
生存競争に巻き込まれるというもの。しかもそこには主人公
の過去を知る存在も登場するということだ。
共演は、前作にも登場したカール・アーバン。アーバンは
昨年12月紹介『ジャッジ・ドレッド』の主演に続いて、今年
5月17日に全米公開(日本は9月)されるシリーズ最新作の
“Star Trek Into Darkness”にも、前作に引き続きマッコ
イ役で出演しており、立て続けてのSF映画登場となる。
他には、2004−09年のテレビ“Battlestar Galactica”に
レギュラー出演していたケイティー・サコホフ、元プロレス
ラーでアメリカでは昨年ヴィデオ公開された“The Scorpion
King 3: Battle for Redemption”などにも出演のデイヴ・
バウティスタらが共演しているようだ。
前作に続いて舞台は明るい世界のようで、第1作『ピッチ
・ブラック』の漆黒の世界に魅了された者としてはちょっと
残念な感じもあるが、またまた怪しげな世界でのリディック
の活躍は楽しめそうだ。
因にヴィン・ディーゼルは、この他に5度目の出演作とな
る“The Fast and the Furious 6”が既に撮影を完了してお
り、また近未来ロボット物の“The Machine”と、人気キャ
ラクターに再挑戦する“xXx: The Return of Xander Cage”
が準備中。さらに昨年11月紹介『007スカイフォール』の
脚本家チームが手掛ける往年のテレビシリーズからの映画化
“Kojak”にも出演が予定されているようだ。
* *
昨年12月紹介『クラウド・アトラス』ではかなり度肝を抜
かれたアンディ&ララ・ウォシャウスキー姉弟の次回作とし
て“Jupiter Ascending”という計画が発表され、その出演
者として同日に紹介した『レ・ミゼラブル』などのエディ・
レッドメインとの交渉が報告されている。
物語は、時代は不明だが人類が進化の底辺と見倣されてい
る世界を舞台にしたもので、その世界を支配する宇宙の女王
によって暗殺のターゲットにされた女性をめぐるお話とのこ
とだ。多分これはその女性が人類の進化の鍵を握っていると
いうことなのだろう。
この作品でレッドメインがどのような役柄を交渉されてい
るかは不明だが、共演者には既に2011年1月紹介『ブラック
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01月01日(火)
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