ID:47635
On the Production
by 井口健二
[460175hit]

■ビー・デビル、魔法少女を忘れない、抱きたいカンケイ、生き残るための3つの取引+バンコク遠征記(前編)
だった。ところがインターネットというのは大したもので、
火曜日の夜には手頃なツアーが見つかり、その日はすでに営
業時間外だったので、とりあえずメールで可能性を問い合わ
せて反応を待つことにした。
 すると水曜日の朝に、返信メールで「可能」との回答が届
き、営業開始の10時を待って電話を掛けた。そして電話での
応対の末に2泊3日のツアーをアレンジして貰い、その日の
午後1時までに旅行代金を振り込めば契約成立となったもの
だ。そして午前中に16,000円を納入してパスポートの発給を
受け、ATMから旅行代金の送金を済ませた。
 ただしこの時点では、成田発タイペイ経由バンコク行きの
往復航空券は押さえられたが、まだホテルの手配はされてい
ないとのこと、しかしその日の夕方までにはマノーラという
ホテルを押さえたとの連絡も貰えた。つまり旅行のアレンジ
は水曜日1日ですべて完了して貰えたということだ。
 しかもこの旅行費用は、往復航空券と2泊のホテル代には
朝食が含まれ、さらに飛行場からホテルまでの送迎付きで、
総額44,840円(ただし僕の場合は1人部屋使用なので8000円
余分に掛かったが、それでも52,840円)という格安のもの。
もちろんこれには各空港の利用料なども含んでいたものだ。
 因にこの旅行は「旅工房」という旅行会社にアレンジして
貰ったが、以前に問い合わせた某大手の格安旅行会社などと
違って旅行費用に「弊社手数料」などというものがなく、実
にリーズナブルにアレンジをして貰えた。アジア方面専門の
旅行会社のようだが、今後も何かあったらまた利用したいと
思ったものだ。
 と、ここまでは順調に来たが、ここで1つ目のトラブルが
発生した。
 実は今回の旅行ではその間の保険を旅行会社にアレンジし
て貰う時間がなく、旅行会社からはネット上で契約できる保
険を勧められていた。そこで木曜日の午前中に某保険会社の
サイトにアクセスし、クレジットカード払いで契約を済ませ
たのだが、その日の夕方になってそのクレジットカードに旅
行保険が付帯していることに気が付いたのだ。
 ここで保険に2つ入ったことの出費は問題なかったが、保
険会社との契約で別の保険に入っていることの告知義務に違
反している恐れがあった。これは最悪の場合、義務違反を盾
に保険料の支払いが拒否される恐れもある。そこでサイトに
掲載されていた案内の窓口に電話を掛けたのだが…。これが
全く要領を得ないものだった。
 つまりこの時点で保険会社の営業時間は過ぎており、24時
間対応の窓口では翌営業日まで担当者がいないという。しか
し今回は連休が入って次の営業日は月曜日、つまり旅行前に
は対応が出来ないというのだ。そこで止むなく旅行当日の成
田空港の窓口で再度問い合わせることにしたのだが、そこで
も担当者が不在で、結局2つの保険に入っていても問題ない
という回答が得られたのは、飛行機に搭乗した後だった。
 結論として今回の僕のケースでは、2つの保険に入ってい
ることは問題ないらしいのだが、これが全てに適用されるか
否かは不明。それにこれがイレギュラーなケースとは言え、
今回の対応の悪さには実際のトラブル時の対応にも不安を感
じたもので、少なくとも以後の旅行ではこの保険会社は利用
しないことに決めた。いずれにしてもクレジットカードに付
帯の保険だけでも、かなりの保障は得られるようだ。

『旅行1日目』
 ということで、旅行初日の2月12日は、成田を9時40分の
出発便(=7時40分集合)ということもあり、さらに上記の
事情もあるので自宅を始発電車で出発した。そして大門で乗
り換えてそこからは特急券不要のアクセス特急で一路成田。
これで自宅からは2時間弱で空港第2ビル駅に到着した。
 その空港では、まず指定の団体窓口で航空券の控えを受け
取り、航空機会社のカウンターで成田−タイペイ、タイペイ
−バンコクの2枚の搭乗券に引き換え、出国管理などを経て
搭乗口に向かった。実はこの間にも何度も保険会社に電話を

[5]続きを読む

02月20日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る