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On the Production
by 井口健二
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■ブレイキング・バッド、チョルラの詩、ロストクライム、アイスバーグ/ルンバ、ラスト・ソング、ゾンビランド+製作ニュース
演技が良かった。また、母親役でジョン・トラヴォルタ夫人
のケリー・プレストンが出演している。
スパークス原作の映画化は日本で公開されたものは大体観て
いるが、どの作品も物語的にはあまり画期的というものでは
なく、有り勝ちなお話を上手く纏めているという感が強い。
本作もそれに違わない作品で、出演者のファンにはお勧めと
いう感じのところだ。

『ゾンビランド』“Zombieland”
2001年の『モンスターズ・インク』の脚本にも関っていたと
いうレット・リーズと、テレビ出身のポール・ウェルニック
という2人の構成作家が執筆した脚本から、MTVやCM、
短編映画などを手掛けてきたルーベン・フライシャーが監督
したゾンビ・コメディ。
その作品に、2006年9月紹介『イカとクジラ』などのジェシ
ー・アイゼンバーグ、2009年11月紹介『2012』にも出て
いたウッディ・ハレルソン、2009年“Ghost of Girlfriends
Past”などのエマ・ストーン、2006年『リトル・ミス・サン
シャイン』でオスカー候補のアビゲイル・ブレスリン。
さらに新作“The Rum Diary”でジョニー・デップの相手役
を務めるアンバー・ハード、『ゴーストバスターズ』のビル
・マーレイなど錚々たる顔ぶれが集まっている。その他にも
クレジットの出ない著名な出演者が多数いるようだ。
お話は、ゾンビが蔓延して普通の人間がほとんどいなくなっ
た世界が背景。主人公はそんな世界を自ら考案した32のルー
ルに従って生き延びてきた。そのルールとは、@ゾンビを振
り切るための有酸素運動、A二度撃ちして止めを刺せ、Bト
イレに用心、Cシートベルトの着用、等々。
そして彼はテキサス州ガーランドからオハイオ州コロムバス
にある両親の家を目指していた。そこが無事かどうかも判ら
ないまま…
やがてフリーウェイを徒歩で移動していた彼は、大袈裟なバ
ンパーの付いた車を運転するマッチョな男と遭遇する。その
男はゾンビを容赦なく次々に打ち倒しながら、ある目的のた
めに行動していた。
その後、ショッピングセンターで物資の調達をしていた2人
は、倉庫に隠れ住んでいたが妹がゾンビ病に感染したという
姉妹と出会い…。パシフィックランド(遊園地)ならぬゾン
ビランドでの攻防戦など、見事な物語が展開される。
監督は、今まであまりゾンビには興味が無かったそうで、今
回はオファーを受けてから研究をしたそうだ。そのゾンビの
設定は、ロメロ版よりは機敏そうだが走れば振り切れる程度
の走力で、止めを刺すのは頭を撃ち抜くこと。
つまり概ねロメロのゾンビを踏襲している感じで、これがや
はりゾンビとして適切な設定なのだろう。そして本作では、
このゾンビの設定を尊重しながら見事にユーモラスな物語を
展開している。
その辺がゾンビファンとしては実に納得できるもので、僕は
観ていて嬉しくて仕方なかった。前回書いたようにロメロ版
のゾンビは次の予定が無いが、本作はすでに続編の計画も発
表されているようで、これは期待できそうだ。
        *         *
 製作ニュースは、前回の心配が払拭されたこの情報から。
 前回の記事で“Bond 23”の無期延期に関連して心配した
“The Hobbit”の製作だが、こちらは2012年12月の公開とい
う新情報が報告された。
 この情報は、“The Hobbit”の全米配給を手掛けるワーナ
ーとの間で多くのコラボ作品を発表しているIMAX社が、今後
の計画として2013年までの2年半の間に20本のワーナー作品
をIMAX及びIMAX-3Dで公開すると発表、その中に2012年12月
“The Hobbit”を公開するとあったものだ。
 因に発表されたラインナップでは、まず今年の9月24日に
アニメーションの“Legends of the Guardian: The Owls of
Ga'Hoole”、続く11月19日“Harry Potter and the Deathly
Hallows: Part 1”、2011年7月15日に“同 Part 2”、また
11月18日にアニメーション“Happy Feet 2”、そして2012年
12月に“The Hobbit”となっている。
 さらにその他の15本には、“Gravity”“Dark Shadows”

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05月02日(日)
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