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On the Production
by 井口健二
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■第115回
うもの。そして第1作では、環境破壊の問題を扱い環境保護
団体のグリーンピースが初めて推薦した小説になったという
ものだ。また、計画されている第2作は“Whirlwind”とい
う題名で熱帯雨林の問題を扱い、第3作では“Timelock”の
題名で地球温暖化の問題を描くとされている。
因に紹介されたストーリーでは、主人公のジャックは高校
フットボールの花形選手だったが、最後の試合でラッシング
の記録を破れないで終わる。しかしその夜、ガールフレンド
のPJとピッツァを食べに行った店で、彼は自分が記録を破
ったというテレビニュースを見る。その瞬間、彼は時空を超
え、1000年後の未来では彼の現代の行動が地球破滅の危機の
ターニングポイントであることを教えられる。そしてその後
現代に戻されたジャックは、超能力を持つ仲間たちと共に、
1000年後の地球を救うための行動に出るというもの。
何か典型的な環境保護の啓蒙小説という感じのお話だが、
ジャンルはSFアクションアドヴェンチャーということで、
それなりに現実を見据えた作品ということなら、ちょっと面
白いものにもなりそうだ。
製作は、ワーナー傘下で、マーシャル大学フットボール部
の実話に基づくスポーツドラマ“We Are Marshall”などを
手掛けるベイジル・アイワニク主宰のサンダー・ロード。監
督は未定だが、脚本は原作者が担当する。なお、原作者のク
ラスは、2004年“Walking Tall”のリメイク版(ワイルド・
タウン)など30作以上の映画脚本を手掛けているものだ。
* *
2007年5月18日の全米公開が予定されている“Shrek 3”
のヴォイスキャストが発表された。それによると、シュレッ
ク(マイク・マイヤーズ)、フィオナ(キャメロン・ディア
ス)、ドンキー(エディ・マーフィ)、長靴をはいた猫(ア
ントニオ・バンデラス)ら前作から続くメムバーに加わる新
登場のキャラクターは、かなり強烈なものになりそうだ。
その顔ぶれは、まずはシンデレラ(エイミー・セダリス)
と白雪姫(エイミー・ポーラー)、それにラプンゼル(マヤ
・ルドルフ)、眠れる森の美女(シェリー・オテル)。彼女
たちについては、その住居が前作で王国に着いたシュレック
らが街を巡るシーンに登場していたが、第3作では本人たち
が登場するようだ。そしてその役柄は、フィオナ姫が前作に
登場したチャーミング王子(ルパート・エヴェレット)の陰
謀を暴くために組織した地下レジスタンスで、超優秀な忍者
スタイルの突撃部隊のメムバーだそうだ。
この他、フック船長(イアン・マクシェーン)、ランスロ
ット卿(ジョン・クラシンスキー)、アーサー王=別名アー
ティ(ジャスティン・ティンバーレイク)、魔法使いマーリ
ン(元モンティ・パイソンのエリック・アイドル)らも登場
するとなっている。
元々『シュレック』の物語は、童話や伝説などのキャラク
ターの住む世界を舞台にしたものだったが、これらのキャラ
クターをオリジナルの設定に合わせて物語の中で活躍させる
というは、かなり周到な脚本が必要になりそうだ。それにし
ても、童話のお姫様たちで組織された忍者スタイルの突撃部
隊とは、一体どんなことになってしまうのか、それだけでも
話題を呼びそうだ。
なお、以前『シュレック2』のプロモーションで来日した
製作者のジェフリー・カツェンバーグは、記者会見で、「シ
リーズは全4部作で、最後はシュレックの故郷を訪ねること
になる」と言っていたものだが、今回も舞台は前回と同じく
「遠い遠い国」のようで、ここから第4作に繋ぐ物語の伏線
にもなっているのだろうか。
* *
昨年の8月15日付第93回で紹介したフィリップ・プルマン
原作のファンタシー3部作“His Dark Materials”の映画化
で、その第1作“The Golden Compass”の映画化が今年9月
4日に撮影開始され、来年11月16日の公開を目指すことが、
ニューラインから発表された。
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07月15日(土)
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