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On the Production
by 井口健二
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■第114回
タル・フィアーズ』のダニエル・ペインが脚本を担当するこ
とも発表されていた。
 しかしその計画はキャンセルされていたようで、今回は改
めてエミネムの主人公パラディン役で計画が進められるとい
うものだ。また物語は現代化して、エミネムの出身地のデト
ロイトを舞台にすることも報告されている。ただし、登場す
るキャラクターは、オリジナルにルーズではあるが沿ったも
のになるということで、パラディンはもちろんだが、他にも
「ヘイ・ボーイ」などのキャラクターは活かされることにな
りそうだ。また、音楽もエミネムが担当することが発表され
ている。
 なお、配給元のパラマウントでは、取り敢えずリメイク権
に対して契約のオプション期間を18カ月間延長しているが、
会社としては最優先で製作準備を進める意向ということだ。
製作は、やはりラッパーの50 Cent主演による“Get Rich or
Die Tryin'”なども手掛けるISAが担当する。
        *         *
 『サイレントヒル』に続いて、またまた日本製ホラーゲー
ムの映画化で、今度は『バイオハザード』のカプコンが発売
している“Clock Tower”の映画化計画が発表された。
 因にゲームは、1995年に第1作がヒューマンからスーパー
ファミコン用に発表されたもので、その後にプレイステーシ
ョンに移植されたシリーズは、全体として史上最も売れたゲ
ームの一つに数えられているようだ。またカプコンが製作し
た第3作は、全米で200万本を売り切ったとされている。
 そして計画されている映画化は、すでに2005年5月1日付
第86回で紹介した“When a Stranger Calls”(夕暮れにベ
ルが鳴る)のリメイクなども手掛けているジェイク・ウェイ
ド=ウォールによる脚本が完成されており、今回はその監督
に、チリ人で、2000年の監督デビュー作“Angel Nero”が、
同国興行成績No.1を記録したジョージ・オルグインの起用が
発表されたものだ。なおオルグイン監督は、第2作でホラー
作品の“Sangre Eterna”(Eternal Blood)も成功を納め、
その成功を目に留めたギレルモ・デル・トロの手で、第3作
となる“The Call of the Sea”が製作されたそうだ。
 また監督は、今回の映画化を担当する製作会社のメイヘム
に対し、ウェイド=ウォールの脚本に基づいてゲームの悪役
キャラクター=シザーマンが登場する映画の予告編にもなる
ようなアニメーション・ストーリーボードを提出し、プレゼ
ンテーションを行ったということだ。そう言えば、『サイレ
ントヒル』のクリストフ・ガンズ監督も、同様にプレゼンテ
ーション用の短編を自主製作したということだったが、特に
英語圏以外の監督がアピールを行うには、このような手法が
定番になりそうだ。
 なお、ウェイド=ウォールが執筆した脚本の物語は、主人
公の若い女性が、ある日、疎遠だった母親から実家に帰って
きてはいけないという不穏な警告の電話を受け、その事情を
調べるうちに、彼女自身の過去に関る恐ろしい超自然的な真
実を解き明かすというものだそうだ。ゲームでは、北欧のオ
スロにある古城が舞台になっていたもののようだが、それが
どう関るかも気になるところだ。
 キャスティグは未発表だが、撮影は今年の秋の開始予定に
なっている。
        *         *
 ここからは、嘘か真か、噂のキャスティング情報を4つま
とめて紹介しよう。
 まずは、真になった情報で、公開目前となった『パイレー
ツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』に続く第
3作に、以前から噂されていたローリング・ストーンズのキ
ース・リチャーズの出演が公式に発表された。これは監督の
ゴア・ヴァービンスキーが、映画サイトのインタヴューに答
えたもので、それによると、「キースの出演は、“Pirates
of the Caribbean”の第3作に明確に決定した。それは小さ
な役だが、重要な役だ」とのことだ。また、役柄はジャック
船長の父親かという質問には、「それは秘密だ」とだけ答え

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07月01日(土)
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