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On the Production
by 井口健二
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■第79回
に向けて準備が進められることになったということだ。
脚本は、前回報告したように『ロード・トゥ・パーディシ
ョン』のデイヴィッド・セルフが執筆し、セルフは製作総指
揮も担当する。一方、製作は上記のマイシャーとマーヴェル
コミックスのアヴィ・アラド、それにコロンバスが担当。そ
してコロンバスが、2002年の『ハリー・ポッターと秘密の部
屋』以来の監督復帰を果たす計画になっているものだ。
なお、前回の記事では“Sub-Mariner”の主人公ナモーを
“Fantastic Four”のサブキャラクターのように書いてしま
ったが、元々このキャラクターは1939年に発刊されたMarvel
Comicsの第1号に登場したマーヴェル最初のスーパーヒー
ローの一人と呼ばれているもので、“Fantastic Four”のコ
ミックスがスタートする1961年以前に誕生していたものだ。
しかし1950年代に一度姿を消し、その後“Fantastic Four”
のサブキャラクターとして復活したということで、前回の記
事を少し修正しておきたい。
また“Sub-Mariner”は、1960年代の半ば頃にマーヴェル
のキャラクターを揃えたシリーズの一篇としてTVカートゥ
ーン化もされており、この時代にファンになった人も多いと
いうことだ。1959年生まれのコロンバスは、案外この当時の
ファンなのかも知れない。
なお、今回製作に加わったマイシャーは、先にニコール・
キッドマン、ショーン・ペン共演の“The Interpreter”な
どの製作を手掛けている。
* *
コミックスの次はグラフィックノヴェルの映画化で、『X
−メン』や『スーパーマン』の原作を担当したこともあるジ
ョー・ケイシーが執筆した“Full Moon Fever”という未出
版のグラフィックノヴェルの映画化が、レニー・ハーリンの
監督で進められることになった。
この作品は、そう遠くない未来、人類初の月の裏側に設置
された基地を舞台に、その修理のために派遣された作業員の
グループが、そこに居るのが自分たちだけではないことに気
付くというもの。実はそこには、飢えた狼男の群れも居たと
いうのだが…そこから先は、映画の公開をお楽しみにという
ところだ。
なおこの計画で、製作はエイドリアン・アスカリエとダニ
エル・アルターという2人が担当しているが、この計画につ
いては、昨年の夏に開催されたコミックコンヴェンションの
会場でケイシーがアスカリエに計画を持ち掛け、その後にア
ルターとハーリンが参加したということだ。しかし製作者た
ちは、『エイリアン3』や1999年の『ディープ・ブルー』を
手掛けたハーリンこそ、この計画にベストフィットの監督と
考えているようだ。
因に、アルターは2002年7月15日付の第20回で紹介したサ
ム・ライミ監督の“30 Days of Night”をライヴァル作品と
考えているようだが、その計画についてもハーリンがベスト
と思っているそうだ。また、アスカリエは、ジョン・ウー監
督、ドウェイン“ザ・ロック”ジョンスン主演で、2006年に
ユニヴァーサルから公開が予定されているヴィデオゲームの
映画化“Spy Hunter”の製作も担当している人物で、今回の
作品については、映画化と同時にヴィデオゲーム化の計画も
立てているということだ。
ただしこの計画は、現状では製作会社が決まっていないも
ので、これから原作の映画化権と、ハーリンの監督をセット
にして、各社への売り込みが行われることになるようだ。な
お、ケイシーは映画化の脚本も担当することになっている。
* *
『チャーリーズ・エンジェル』のMcG監督が主宰するプ
ロダクション=ワンダーランド・サウンド&ヴィジョンが、
エンドゲームというプロダクションとの共同製作で、“Stay
Alive”というホラー映画の計画を進めている。
この計画は、ブレット・ベルとマシュー・ピーターマンが
執筆した脚本を、ベルの監督で映画化するもので、内容は、
ニューオーリンズに住む10代の少年が、オンラインのホラー
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01月15日(土)
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