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On the Production
by 井口健二
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■サンダーパンツ、死ぬまでに・・、ジョニー・E、ティアーズ・オブ・・、レッド・サイレン、戦場のフォトグラファー、S.W.A.T.
友という脚本家の「彼は、最後は善が勝ち、悪は滅びると信
じている」という言葉が、全てを納得させてくれた感じがし
た。                         
まあ、こういう作品を見ていると、戦争アクション映画はど
うなのよ、という感じにもなってしまうのだが、エンターテ
インメントは、それとして見るしかないと言うところだ。 
                           
『S.W.A.T.』“S.W.A.T.”           
ロサンゼルス市警に実在する特別狙撃部隊の活躍を描き、ア
メリカでは1975年から、日本でも76年から放送されたテレビ
シリーズの映画化。                  
実は、放送当時すでに就職していた僕は、帰宅時間の関係で
このシリーズはあまり見ていない。従って思い入れもそれほ
どはないのだが、今回の試写会で予想以上に周りの反応の良
いのに驚いた。                    
正直に言って、『チャーリーズ・エンジェル』より良いくら
いで、多分僕より若い人たちだから、放送当時は学生や子供
というところだろうが、今そこそこの年代になっているこの
人たちが動けば面白くなりそうだ。           
お話は、マフィアの跡目を継ぐ男が仕事のため不法入国し、
ちょっとしたことで捕まってしまう。最初は軽犯罪者と思わ
れていた男は、やがて世界中から指名手配されている重犯罪
者であることが知れる。                
ところがその情報がマスコミに流れ、報道機関が集まったと
ころで男は、自分を救出したら1億ドルを出すと宣言する。
この情報にロス中の危ない連中が警察を襲い始める。そして
マフィアの組織内では、男を救出するための周到な計画が練
られていた。                     
一方、SWAT隊に伝説の隊長ホンドーが復帰してくる。し
かし一癖ある連中を集めたがるホンドーに本部長との間は一
触即発。一つの失敗が、隊そのものの存続も危うくする事態
になっていた。そんな中、SWAT隊に男の護送の任務が下
される。                       
何たって100人で山分けしても1人100万ドルなのだから、本
当に一攫千金の有象無象が大挙して襲ってくる訳で、しかも
この連中がロケット砲まで使ってくるのだからたまったもの
ではない。この設定はかなり上手くできているし、さらにマ
フィアの計画も納得できる展開だった。         
のべつまくなしの事件発生で、その数は多分映画史上でも記
録的ではないかと思うが、それをまた1時間51分の上映時間
内で手際良く解決して行く訳で、テンポも良く面白い。  
なおホンドー隊長は、テレビのスティーヴ・フォレストから
映画はサミュエル・L・ジャクスンに変っているが、そのフ
ォレストが最後にカメオ出演しているのもご愛嬌。またオリ
ジナルのテーマ曲も上手く使われていた。        

08月16日(土)
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