ID:47635
On the Production
by 井口健二
[460412hit]

■第40回
た物語が、直接脚本の形で執筆されることになっている。 
 なお製作は、『ハンニバル』『レッド・ドラゴン』の配給
を手掛けたユニヴァーサルが、今回は共同製作の形で直接参
加するということだが、さらに製作が開始された場合には、
『羊たちの沈黙』を製作したオライオンを引き継ぐMGMが
今回もチームに加わることになるということだ。     
 脚本以外のスタッフ及びキャストは未発表だが、いくらな
んでも少年時代のレクターをアンソニー・ホプキンスが演じ
る訳には行かないだろうということで、その配役にも注目が
集まりそうだ。といってもこの配役、最後は殺人鬼を演じる
ことになる訳で、その葛藤を演じるにはかなりの演技力が要
求されることになりそうだ。              
 それから、以前に日本で行われた記者会見では、アジアを
舞台にした『ハンニバル』の後日譚を作るという話があった
が、そちらの方はどうなってしまったのだろうか。    
        *         *        
 またまたコミックスの映画化で、『ブレア・ウィッチ』な
どのアーチザンとマーヴルスタジオの共同製作が契約され、
その第1弾としてジョナサン・ヘンスレイ脚本、監督による
“The Punisher”の計画が発表された。         
 お話は、FBIの潜入捜査官を主人公としたもので、最後
の任務を終えた主人公が帰宅すると家族が全員惨殺されてい
たというところから始まる。そして復讐の鬼と化した主人公
は、その犯人を追い求める。              
 一方、一度は裏社会を抜けたものの、こちらも息子を殺さ
れて舞い戻った男がいる。しかし運命はこの2人を互いに敵
対するものとして、闘いの場に導いて行く、というものだ。
 そしてこの元潜入捜査官を、『ドリームキャッチャー』の
トーマス・ジェーンが演じ、その敵役のハワード・セイント
という役にジョン・トラヴォルタの出演が発表されている。
 なおトラヴォルタは、最近悪役での映画出演が目立ってい
るが、その中でもこのセイント役は、一筋縄では行かない現
実的な悪役で、面白くなりそうだ。           
 また、マーヴルコミックスの映画化では、すでに第2作が
公開された『X−メン』、『スパイダー・マン』に続いて、
この夏には『ハルク』の公開が近づいているが、これらの大
作路線とは別に、今回の作品には、ニューラインで製作され
ている『ブレイド』シリーズのような規模での映画化と成功
が期待されているようだ。               
 撮影は7月に開始され、公開は04年夏に予定されている。
        *         *        
 後半は短いニュースを紹介しよう。          
 まずは続報で、前々回報告した『スクービー・ドゥー』の
続編に関し、題名が“Scooby Doo 2: Monsters Unleashed”
と発表され、さらにオールドマン・ウィックルズという役で
ピーター・ボイルと、TVダッドという役でレイ・ロマーノ
の出演が発表された。ボイルは、最近では『チョコレート』
の主人公の父親役などでも登場しているが、『ヤング・フラ
ンケンシュタイン』のモンスター役などコメディでも抜群の
存在感を見せる役者で、若手の俳優相手にその存在感を見せ
てもらいたいものだ。                 
 因に、ボイルが演じるウィックルズは、テレビシリーズの
第1回にも登場する『スクービー・ドゥー』では最も人気の
ある敵役の1人ということで、テレビのエピソードでは、美
術館の館長でありながら、実は裏でいろいろやっていること
を「ミステリー社」に暴かれたようだが、映画ではどうなる
のだろうか。                     
 もう一つ続報で、すでに何度か報告したジャッキー・チェ
ン主演の“Around the World in 80 Days”のリメイクで、
新たにオーウェン&ルーク・ウィルスン兄弟のカメオ出演が

[5]続きを読む

06月01日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る