ID:47635
On the Production
by 井口健二
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■第27回
・プレスリー似で筋骨隆々、そして母親を愛するフェミニス
トの主人公が、彼を狙う悪と対決するという一種のヒーロー
ものだが、実はジョンスン自身が以前から大ファンだったと
いうことで、今回は彼の希望で映画化が進められているとい
うことだ。                      
 なおジョンスン主演では、『ハムナプトラ2』『スコーピ
オン・キング』に続いて、新作の“Helldorado”もユニヴァ
ーサルの製作で、その間にはコロムビアで企画された“King
Kamehameha”も立ち消えになるなど、ユニヴァーサルの専
属のような感じになってきていたが、思わぬ方向から突破口
が開けることになりそうだ。              
        *         *        
 後半は短いニュースをまとめておこう。        
 『ザ・メキシカン』の脚本家ジョエル・ワイマンと製作者
のジョン・バルディッチのチームで、“R.P.M.”という作品
が計画されている。                  
 題名は自動車などで使われる回転数の意味で、ヨーロッパ
が舞台のカーレースを背景にしたものだが、ちょっとアウト
ローなブッチとサンダンスのような2人組を主人公にしてい
るということだ。なお、映画にはメルセデス、アストン・マ
ーティン、ランボルギーニ、フェラーリなどの名車が続々登
場し、舞台はロンドン、モナコ、パリ、そしてドイツに跨が
るそうだ。来年早々に準備を開始して、撮影は来年5月開催
のモナコ・グランプリで、挿入シーンの撮影から始めるとし
ている。                       
 監督は『トゥームレイダー』のサイモン・ウェスト。製作
はコロムビアで、同社では、04年夏に公開される“The Ama
zing Spider-Man”と並べる作品にしたいようだ。     
        *         *        
 好調なスタートを切ったハリウッド版『ザ・リング』の脚
色を担当したアーレン・クルーガーがユニヴァーサルと契約
し、2作品の計画が発表されている。          
 その1本目は“Skeleton Key”という題名で、20代の女性
を主人公にしたゴシックホラーもの、『ザ・リング』の流れ
を汲む作品のようだ。『光の旅人』のイアイン・ソフトリー
の監督が期待されている。               
 そしてもう1本は、“The Talisman”。スティーヴン・キ
ングとピーター・ストラウブ共作による少年が主人公の異次
元世界を巡るファンタシー小説の映画化で、数年前からステ
ィーヴン・スピルバーグの監督作品として計画されているも
のだ。すでにいろいろな脚本家が参加しても完成に至らなか
ったが、今度こそクルーガーの手腕に期待したい。    
        *         *        
 『ウエディング・シンガー』をヒットさせたドリュー・バ
リモアとアダム・サンドラーのコンビ再会による新作が、コ
ロムビアで計画されている。              
 題名は“Fifty First Kisses”というもので、短時間の
記憶しかもてない女性と、彼女に恋してしまった男の物語。
彼女がすぐに記憶をなくしてしまうために、いつも最初の出
会いから始めなくてはならないという、ちょっと切ないロマ
ンティック・コメディだ。                
 サンドラーとバリモアは製作も担当しており、製作状況は
ジョージ・ウィングという人のオリジナル脚本から、現在ロ
ーウェル・ガンツとババルー・マンデルがリライト中。ただ
し監督は、当初はジェイ・ローチが発表されていたが、彼が
降板したために新たな監督を選考中だそうだ。      
 なお、バリモア主演の『チャーリーズ・エンジェル』の新
作は、“Charlie's Angels 2: Full Throttle”の題名で、
すでに撮影を終了したようだ。             
        *         *        

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11月15日(金)
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