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On the Production
by 井口健二
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■第23回
なお、脚本のリッチャーは、78年のリメイク版“Invasion
of the Body Snatchers”や、スティーヴン・キング原作の
“The Needful Things”、それにジョディ・フォスターが監
督した“Home for the Holidays”などの脚本で知られてい
るということだ。
* *
後半は短いニュースをまとめておこう。
『トリプルX』でヴィン・ディーゼルの相手役を務めたイ
タリア女優アーシア・アルジェントがアメリカのエージェン
トと契約。本格的なハリウッド進出を果たすことになった。
アーシアは、イタリアンホラー監督ダリオ・アルジェントの
娘で、父親の新作『Sleepless』ではテーマとなる
歌の作詞も担当していたが、今まではロンドンのエージェン
トと契約して、その関係で何本かの英語圏の作品への出演も
していたようだ。その一方で、00年には自ら脚本、監督、主
演による『スカーレット・ディーバ』という作品も発表して
いる才女。従って今回の契約も、俳優だけでなく全ての分野
を網羅したものになるということだ。なおアーシアは現在、
監督第2作となる“The Heart Is Deceitful Above All
Things”という作品を準備中で、この作品は22歳のカルト作
家J・T・リーロイの短編集を映画化するもの。アーシアは
この作品でも、脚本と主演も務めることになっている。
『トータル・フィアーズ』ではベン・アフレックの相手役
を務めたモーガン・フリーマンが、ジム・キャリー、オーウ
ェン・ウィルスンの相手役を次々に務めることが発表されて
いる。まずキャリーとの共演は8月6日撮影開始の“Bruce
Almighty”で、キャリー扮するテレビのレポーターが神の怒
りを買ったことから飛んでもないことになるというコメディ
の神様役。トム・シディアック監督で、キャリーのガールフ
レンド役でジェニファー・アニストンも出演する。一方、ウ
ィルスンとの共演は“The Big Bounce”という作品で、ウィ
ルスン扮する流れ者がとある町で理想の美女に巡り会うが、
その前に地元の大立者が立ちはだかるという大立者の役。ジ
ョージ・アーミテイジ監督で、撮影は10月28日開始の予定に
なっている。
ハーヴェイ・カイテルが製作、主演した『季節の中で』の
トニー・ブイ監督が、ワーナーで“Lazarus”という作品の
脚本、監督を手掛けることが発表された。この作品は、超常
現象を背景とした物語で、不良仲間の2人の若者が、古代ア
ジアの呪いによって互いに不倶戴天の敵になって行くという
お話。元々は“The Crow”シリーズの第4作として計画され
たものだったが、現在はシリーズからは独立して進められて
いるということだ。製作はエドワード・プレスマン。ただし
現状ではブイ以外のスタッフ、キャストは未定のようだ。
ジョン・マクティアナン監督で“The Booster”という作
品がインターメディアで計画されている。この作品は伝説的
な2人の盗賊が、冬の嵐の中でシカゴのシアーズタワー・ビ
ルの91階に外部から侵入しようとするもの。何か聞いただけ
でも壮絶な物語のようだが、ユージン・アイズィの原作で、
シェルドン・ターナーという脚本家が脚色を進めている。な
おターナーはもう1本、ワーナーでアリス・ブランチャード
原作の“The Breathtaker”という作品の脚色も手掛けてお
り、こちらは竜巻のときにだけ犯行を繰り返す連続殺人鬼を
追う、オクラホマの小さな町の警察署長の物語だそうだ。
トム・クルーズが主宰するクルーズ/ワグナーとインター
メディアの共同製作で“Suspect Zero”という作品が製作さ
れている。この作品のジャンルはファンタシー・スリラーと
いうことだが、内容は連続殺人の犯人を追うFBIのエージ
ェントが、同僚に疑惑を感じ始めるというもの。これでファ
ンタシーとはどういうことなのだろうか。E・イライアス・
マーヒッジ監督で、アーロン・エッカート、ベン・キングス
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09月15日(日)
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