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On the Production
by 井口健二
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■第19回
 そして今回の計画は、題名が“Havana Nights”と発表さ
れ、59年のキューバの首都のホテルを舞台に、17歳の少女が
キューバ革命の激動の中をダンスを頼りに生きて行く姿を描
くというもの。オリジナルとはかなり違った印象だが、報道
では“Dirty Dancing”の第2作と紹介されているものだ。
 監督は、最近のシアトル映画祭で観客賞を受けた“Bang,
Bang, You're Dead”のガイ・ファーランドが抜擢されてい
る。製作はミラマックスと、オリジナルのヴィデオ/DVD
を発売しているアルチザンの共同で、配給は米国内がアルチ
ザン、海外はブエナ・ヴィスタの担当になるようだ。   
 今年の秋に準備を開始するということで、出演者は未発表
だが、因に、この計画では数年前から動きがあり、一時はリ
ッキー・マーティンとナタリー・ポートマンの共演という計
画も有ったようだ。                  
        *         *        
 リメイクの次は続編の話題で、こちらは短いニュースを2
つまとめて紹介しよう。                
 まずは、今回試写会で見た作品の紹介もしている『スクー
ビィ・ドゥー』の続編“Scooby Doo 2”の計画が早くも発表
されている。この作品は、アメリカでは公開2週間で1億ド
ル突破の大ヒットだから続編の製作は当然の話だが、実はこ
の作品の俳優に対する出演契約では最初から続編のオプショ
ンがつけられており、さらに監督のラジャ・ゴズネルに対し
ても先に続編の契約が結ばれたということで、監督と「ミス
テリー社」のメムバーは全員が再結集。製作開始は来年早々
で、公開は04年の春を目指すということだ。また脚本は、第
1作を手掛けたジェームズ・ガンがすでに契約して執筆を開
始しているそうだ。                  
 お次はこれも今年春の大ヒット作『スパイダーマン』の続
編“Spider-Man 2”では、前回脚本をアルフレッド・ゴーと
マイルズ・ミラーが手掛けることを紹介したが、この続編に
クリフ・ロバートスンが出演をアピールしているそうだ。ロ
バートスンは第1作で主人公に名文句を残して死ぬ叔父の役
で、その死が主人公が正義に目覚める切っ掛けにもなってい
る訳だが、ロバートスンは「『スター・ウォーズ』のアレッ
ク・ギネスも第1作で死んだが、その後の2作にも登場した
じゃないか」ということで、何としても出演したいというこ
とだ。アカデミー賞受賞スターにここまで言わせるこの作品
の魅力についても聞きたいところだ。          
        *         *        
 後半は短いニュースをまとめておこう。        
 まずは、ニューラインから、82年の“Tender Mercies”
でオスカー受賞のロバート・デュヴォールと、99年の『サイ
ダーハウス・ルール』でオスカー受賞のマイクル・ケインが、
99年の『シックス・センス』でオスカー候補になったハーレ
イ・ジョエル・オスメントに人生を教えるという“Secondha
nd Lions”という作品の計画が発表されている。しかも『タ
イタニック』でオスカー受賞のディジタル・ドメインが視覚
効果を担当するという作品。一体どんな作品なのだと言いた
くなるが、実はディジタル・ドメインが10年前から温めてき
た企画で、発表では「宇宙船も星の爆発もないが、全ての人
に愛される物語」なのだそうだ。            
 『スコーピオン・キング』でブレイクしたザ・ロックこと
ドウェイン・ジョンスンの次回作にはすでに“Helldorado”
が決まっているが、新たな企画としてハワイのカメハメハ大
王を描いた作品がコロムビアからオファーされている。カメ
ハメハは18世紀にハワイ諸島を支配し、西欧文明の襲来に対
抗した人物だが、コロムビアではポリネシア版『ブレイブハ
ート』のような物語を作るとしている。そしてその主演者に
は、メル・ギブスンやケヴィン・コスナーは到底無理で、こ

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07月15日(月)
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