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On the Production
by 井口健二
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■第18回+DRIVE、クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア
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※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※
※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※
※キネ旬の記事も併せてお読みください。       ※
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 まずは訂正で、前回ワーナー製作、ウォルフガング・ペー
ターゼン監督の計画として紹介したオースン・スコット・カ
ード原作の“Ender”シリーズは、85年発表の長編第1作が
『エンダーのゲーム』の題名で翻訳されている他、かなり長
大なシリーズになっているものだった。今回の映画化がそれ
をどこまでやるのかは不明だが、一応、アメリカの報道では
シリーズということが繰り返し書かれているので、映画化も
シリーズになることは間違いないようだ。後は映画化がヒッ
トするか否かということになるが…。ということで、前回は
ちょっと古い資料で書いてしまったので訂正しておく。  
        *         *        
 というのが前置きで、実は同じくワーナーからこれも異星
人の地球侵略から始まる新たな3部作の計画が発表された。
 この3部作は、グレッグ・ベアの原作で87年に発表された
“The Forge of God”(天空の却火)と92年発表の“Anvil
of Stars”(天空の殺戮)を映画化するもの。2作しかない
じゃないかと言われそうだが、実は現在ベアが第3作を執筆
中だそうだ。物語は、地球上に異星人の手になる謎の通信装
置が多数飛来し、それが人類を絶滅に追い込んで行く、とい
うところから始まる。当然それに人類が反撃するという展開
で、さらに第2作では地球人が異星人の星にまで向かうとい
うもの。これから第3作はどのように展開するのだろうか。
 そしてこの原作に対しては、『ブラックホーク・ダウン』
の脚本を手掛けたケン・ノーランが、70ページの脚本の素案
‘scripment’を執筆、この素案がワーナーを含む3社の間
でオークションとなり、結局7桁($)の金額でワーナーが
権利を獲得したものだ。この契約によりノーランは、すでに
本格的な脚本の執筆に取りかかっているということだ。因に
ノーランは、『ブラックホーク・ダウン』の後に続く作品の
素材を探していたということで、そこに前作を見た原作小説
のエージェントが連絡を入れ、送られた原作を読んだノーラ
ンが直ちに素案を書き上げたものだそうだ。       
 それにしても前回紹介の“Ender”や、前々回に紹介した
“War of the World”のリメイク(スティーヴン・スピル
バーグが監督に興味を示しているそうだ)など、異星人によ
る地球侵略を描いた作品が競作になって来ている(他にもフ
ォックスで、ローランド・エメリッヒ監督による“Day After
Tomorrow”という作品も進んでいる)が、これもある意味
で01年9月11日の影響と言えないこともないようだ。    
        *         *        
 続いては続編の情報を紹介しよう。          
 まずは正真正銘の続編ということで、00年に公開されたジ
ェリー・ブラッカイマー製作の“Coyote Ugly”(コヨーテ
・アグリー)の続編が計画されている。         
 オリジナルは、ニュージャージー出身の主人公ヴァイオレ
ットが、シンガーソングライターを目指す傍らニューヨーク
の女性だけのバーに勤め、その中でのいろいろの出来事が綴
られたもの。製作費は4500万ドルだが、全世界での配給収入
が1億ドルを突破、その他にサウンドトラックCDやヴィデ
オの発売もトップセールスを記録したという大ヒット作だ。
 そして今回は、このオリジナルの脚本を執筆したジーナ・
ウェンドコスが続編の原案を書き上げたもので、ブラッカイ
マーは直ちにこれを取り上げて、映画化を進めることを発表
している。オリジナルとは異なる女性たちによる第2話が作
られることになるようだ。因にウェンドコスは、このオリジ
ナルが第1作だったようだが、その後、パラマウントで製作

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07月01日(月)
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