ID:47635
On the Production
by 井口健二
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■第3回+ロードオブザリング(特)、美女と野獣、快盗ブラックT、プリティプリンセス、ハリーポッター賢者、ぼくの神様、オーシャンズ11
しており、今から公開が楽しみになった。        
日本では、敢えて『ハリー・ポッター』の後を狙う作戦が功
を奏することを期待したい。              
                           
『美女と野獣』“Beauty and the Beast”        
『ファンタジア2000』に続いて、ディズニーがアイマッ
クス用に再製作したアニメーション。          
オリジナルは91年に製作されたが、当時の製作段階でカット
され、その後のステージ公演で復活した楽曲『ヒューマン・
アゲイン』のシーンが新たに加えられており、上映時間はオ
リジナルの85分から90分になっている。         
基本的にはオリジナルと同じ作品だが、新たに加えられた楽
曲のシーンはステージでも評判になっただけあって素晴らし
い。それに視野一杯に拡がるアイマックスの効果は臨場感に
あふれ、奥行き感も活かされて、全体の完成度は高まったと
言って良いだろう。                  
                           
『快盗ブラック・タイガー』(タイ映画)        
早打ちガンマンが登場する西部劇のようでありながら、恋人
達のデートの場所が蓮池で、少女は水牛に乗って登場すると
いうタイ映画。                    
タイ映画は今年の東京国際映画祭でもコンペと特別招待が1
本ずつ上映されているが、実はこの作品も、今年のカンヌ映
画祭の「ある視点部門」で上映されたということで、カンヌ
で公式上映された初めてのタイ映画だそうだ。      
お話は、農夫の息子と知事令嬢の悲恋というメロドラマで、
そんなものを今時恥ずかしげもなくやれるものかと思われる
だろうが、実は監督の狙いは伝統的なタイ映画を再現したい
ということで、人工着色を思わせる色使いなど工夫が凝らさ
れている。                      
本作の脚本も手掛ける監督は、『ナン・ナーク』の脚本家で
もあり、無茶な展開の割に物語に破綻が無いのは良い。監督
も万人向きではないと言っているが、伝統的なタイ映画を知
る上では貴重な1本だろう。              
                           
『プリティ・プリンセス』“The Princess Diaries”   
メグ・キャボット原作のヤングアダルト小説の映画化。サン
フランシスコに住む15歳の少女が、実はヨーロッパの王国の
王女であることが判り、普通の高校生の生活をあきらめて王
女になるかどうかの決断を迫られる。          
まあ典型的なシンデレラストーリーでありますが、アメリカ
の少女向けのヤングアダルト小説というのは、つまりハーレ
クィンということなので、こういうお話もありということの
ようだ。                       
かといってお話が古臭いと言うようなこともなく、いかにも
ありそうな感じに作られているところが、アメリカでもヒッ
トした要因なのだろう。祖母の女王役でジュリー・アンドリ
ューズが久しぶりにスクリーンに登場、雰囲気を造り出して
いる。                        
                           
『ハリー・ポッターと賢者の石』            
     “Harry Potter and the Philosopher's Stone”
この正月の最大の期待作の試写を観てきた。観た感想は、一
言で言えば、上手いというか、見事な映画に仕上がってた。
もちろん原作を知る者にとっては、もっと観たかったシーン
は沢山あるし、アメリカの覆面試写会での「もっと観ていた
かった」という反応は多いに頷けるところ。2時間32分の上
映時間は、本当にあっという間に過ぎたという感じだった。
映画は、原作を見事にダイジェストしてあって、必要なシー
ンは全部入っている。原作を知っていればその間を補うこと

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11月18日(日)
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