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On the Production
by 井口健二
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■パーティで女の子に話しかけるには、斉木楠雄のΨ難
の復讐のためその能力を駆使して帝国に挑んで行くという内
容のようだ。ただし映画のほとんどはブリタニア軍の主要兵
器である人型ロボットの戦いであるが、本作の特徴としては
そこに主人公の超能力がどう絡むのかが焦点になるようだ。
公開は10月21日より、東京は新宿バルト9、TOHOシネマズ日
本橋他で全国ロードショウ。)
『デメキン』
(お笑い芸人「バッドボーイズ」の佐田正樹が福岡で暴走族
の総長だった頃を描いた同名自伝小説の映画化。ギョロ目の
ために題名のあだ名を付けられ、いつも虐めに遭っていた少
年が覚悟を決めて喧嘩を極め、その腕前から暴走族でも頭角
を現し、遂に総長の座に上り詰める。しかしその道には血気
盛んな敵が次々に待ち構えていた…。出演は2017年2月紹介
『サクラダリセット』などの健太郎と、2017年8月紹介『ト
モダチゲーム』などの山田裕貴。脚本は前回題名紹介『嘘八
百』などの足立紳で、監督は2013年12月紹介『猫侍』などの
山口義高が担当した。2015年4月紹介『Zアイランド』など
の品川祐もそうだったが、芸人ってのは…。公開は12月2日
より、東京はシネマート新宿他で全国ロードショウ。)
『はいからさんが通る・前篇』
(1975年〜77年に「週刊少女フレンド」で連載され、1977年
第1回講談社漫画賞少女部門を受賞した大和和紀の原作を、
原作者の画業50周年を記念して前後編でアニメーション化し
た前編。大正期を溌剌と生き抜いた女性の生涯の内で、祖父
母の代からの許嫁とされた少尉との出会いから、少尉の生家
での花嫁修業、さらに少尉のシベリア出兵と、主人公が大陸
に渡るまでが描かれる。上映時間は90分で多少駆け足の展開
ではあるが、主人公が婚家を守る決意をする件などにはそれ
なりの感動が味わえた。声優は2017年4月紹介『BLAME!』な
どの早見沙織。脚本と監督は2010年スタートの『機動戦士ガ
ンダムUC』などの古橋一浩。公開は11月11日より、東京は
新宿ピカデリー他で全国ロードショウ。)
『機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER』
『機動戦士ガンダム Twilight AXIS 赤き残影』
(2017年8月6日に『THE ORIGIN』を紹介したシリーズから
のスピンオフ作品。前者は太田垣康男による漫画作品をアニ
メ化したシリーズの第2シーズンの総集編。後者はスマート
フォンアプリ「ガンダムファンクラブ」で独占先行配信され
たショートアニメシリーズに新作シーンを加えた特別版だそ
うだ。前にも書いたように僕はこのシリーズの世代ではない
ので内容的には全く不明の点が多いが、作品のファンにはこ
れで良いのだろうし、その点をとやかく言う筋合いもない。
それぞれが60分程度の作品では、深い話を描くのも難しいと
ころだろう。ただ本作が2本立てで公開なのは親切と言える
ところだ。その公開は11月18日より、東京は新宿ピカデリー
他、全国15館での限定上映。)
『カンフー・ヨガ』“功夫瑜伽 Kung Fu Yoga”
(ジャッキー・チェンが考古学者且つカンフーの達人という
主人公を演じる中国インド合作のアクション作品。その主人
公がインド人美女の依頼に応え、ある一家に纏わる歴史的な
秘宝を探すという展開で、両国は元より一部シーンはアイス
ランドでも撮影された壮大な物語が繰り広げられる。さらに
そこにドバイでのカーチェイスなどアクション満載で、また
『インディ・ジョーンズ』にオマージュが捧げられるなど、
映画ファンにも納得な作品だ。共演は2013年『コールド・ウ
ォー』などのアーリフ・リー、韓国アイドルグループEXO
のレイ、インドからディシャ・パタニとソーヌー・スード。
監督はスタンリー・トン。公開は12月22日より、東京は新宿
バルト9他で全国ロードショウ。)
『猫が教えてくれたこと』“Kedi”
(トルコの古都イスタンブールに暮らす猫の姿を猫目線で撮
影したドキュメンタリー。この土地では伝統的に猫が大事に
されてきたようだが、大都市化が進み自然に基づく野良猫の
暮らしも厳しくなってきている。そんな問題点も指摘しなが

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10月15日(日)
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