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On the Production
by 井口健二
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■シークレット・オブ・モンスター、ある戦争、デスノート Light up the NEW world
て、上記した以外のことはほとんど紹介できないものだが、
いろいろな意味でのサプライズも含めて、ファンなら必ず満
足できる、そんな感じの作品だ。
公開は10月29日より、東京は丸の内ピカデリー、新宿ピカデ
リー他で、全国ロードショウとなる。
この週は他に
『金メダル男』
(2005年11月紹介『ピーナッツ』などの内村光良監督による
第3作。内村監督の前作は他の作家の原作に基づくものだっ
たが、今回は再び自身の原作を自らの主演で映画化している
ものだ。それはまあ笑いも的確で安心して観ていられるが、
やはり何かもう少し冒険も欲しいかな。本作の主人公みたい
に…。公開は10月22日より、全国ロードショウとなる。)
『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』“The BFG”
(前月すでに紹介した作品だが、今回は吹替版で観直した。
実は前回の鑑賞でエンディングロールのライセンシーの欄に
‘E.T. Doll’という記載を見て、今回はその確認の目的も
あったが、見付けられなかった。時代的にはおかしくはない
ものだから何処かに飾られていても良いものだが…。公開は
9月17日より、全国ロードショウとなる。)
『真田十勇士』
(2014年にマキノノゾミ脚本、堤幸彦演出、中村勘九郎主演
で上演された舞台劇を、スタッフキャストもほぼそのままの
陣容で、VFXや野外ロケを取り入れて映画として製作した
作品。舞台的な演出も随所に見られるが、これはシネマ歌舞
伎ではない。その辺の違和感が多少出ている感じかな。公開
は9月22日より、全国拡大ロードショウとなる。)
『続・深夜食堂』
(2015年1月に公開された小林薫主演作品の続編。懐かしさ
を感じさせる飲み屋街の一角で午前0時に開店するめし屋を
舞台に、様々な人生が交錯するオムニバス形式の作品。前作
の紹介は都合で割愛したが、お涙頂戴ではない安定した人情
ドラマが描かれる。前作のゲストが本作ではレギュラー入り
の展開も良い。11月5日より、全国公開となる。)
『弁護人』“변호인”
(1980年代の全斗煥軍政時代を背景にした韓国版赤狩りとも
言える釜林事件と、その弁護人だった盧武鉉(後の大統領)
の実話に基づく作品。北朝鮮に対抗する民主主義を謳いなが
ら民衆を弾圧する。そんな凶悪な独裁政権とそれにおもねる
連中の姿が痛烈に描かれる。他人事ではないお話だ。公開は
11月12日より、新宿シネマカリテ他で順次公開となる。)
『ブルゴーニュで会いましょう』“Premiers crus”
(ロマネ・コンティなどを産出するフランスワインの名産地
ブルゴーニュに映画カメラが入り、初の全編ロケーションが
実現したとされる作品。近年再興されたローマ時代の手法に
基づくワイン造りの様子や歴史ある建物など、ワインマニア
には堪らないシーンが連続する。公開は11月19日より、東京
はBunkamuraル・シネマ他で、全国ロードショウとなる。)
を観たが全部は紹介できなかった。申し訳ない。
09月04日(日)
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