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On the Production
by 井口健二
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■第188回(Oscar winner,Saturn賞,Equalizer,Beasts of Burden,Annihilator,TMNT,Marble Hornets,Manhattan Undying,Transcendence)
『LOOPER』
『アベンジャーズ』
『ボーン・レガシー』
『ライフ・オブ・パイ』
音楽賞候補は、
『ライフ・オブ・パイ』
『フランケンウィ二ー』(11月紹介)
『アンナ・カレーニナ』
『007スカイフォール』
『ホビット・思いがけない冒険』
『ダークナイト ライジング』
衣裳賞候補は、
『アンナ・カレーニナ』
『クラウド・アトラス』
『ジャンゴ繋がれざる者』
『ホビット・思いがけない冒険』
『レ・ミゼラブル』
『スノーホワイト』
メイクアップ賞候補は、
『クラウド・アトラス』
『ヒッチコック』
『ホビット・思いがけない冒険』
“The Impossible”
『007スカイフォール』
『ブレイキング・ドーン Part 2』(12月紹介)
特殊効果賞候補は、
『アベンジャーズ』
『バトルシップ』(4月紹介)
『ホビット・思いがけない冒険』
『ジョン・カーター』(3月紹介)
『ライフ・オブ・パイ』
『スノーホワイト』
国際映画賞候補は、
『アンナ・カレーニナ』
『チキンとプラム』(2011年10月31日付東京国際映画祭紹介)
“The Fairy”
“Headhunters”
『マイウェイ』(2012年1月紹介)
“Pusher”
アニメーション映画賞候補は、これだけ4本で、
『メリダとおそろしの森』(6月紹介)
『フランケンウィ二ー』
『パラノーマン』(2月紹介)
『シュガー・ラッシュ』(2月紹介)
となっている。
このリストはある意味、昨年のSF/ファンタシー映画を
概観するものになっているが、並んでいる題名を見るだけで
もワクワクしてくる。出来たら原題で記した日本未公開作品
も、何とか観られる機会を与えて欲しいものだ。なお、今年
の受賞式は6月に行われるようだ。
* *
ここからは製作ニュースを紹介する。
まずは2月1日付第186回の「ブラックリスト」の記事の
中で紹介した“The Equalizer”について、ソニーで進めら
れている映画化の監督に、2011年にフォックスで『猿の惑星
ジェネシス』を手掛けたルパート・ワイアットとの交渉が報
告されている。
この監督に関しては、前回は2011年11月紹介『ドライブ』
などのニコラス・ワインディング・レフンの名前を報告して
いたものだが、ソニーはその交渉を断念、今年春からに予定
されていた撮影も延期が発表されていた。因にレフン監督に
は、前回も紹介したワーナーで“Logan’s Run”のリメイク
の計画もあって、その辺の調整がつかなかったようだ。
そこに新たにワイアットの名前が登場したものだが、フォ
ックスが2014年に公開を予定している続編の“Dawn of the
Planet of the Apes”については、すでに別の監督の起用が
発表されており、その点での障害はない。
本作の脚本は「ブラックリスト」に提出されたリチャード
・ウェンクのものが完成されており、製作者にも名を連ねる
主演のデンゼル・ワシントンは、今年のアカデミー賞主演男
優賞の候補にも挙げられて正に今が旬。これで監督が決定す
れば、撮影はすぐにも開始されることになりそうだ。
なおソニーでは、シリーズ化も見据えてこの計画を進める
としている。
* *
2010年2月紹介『9』などのシェーン・アッカー監督が、
ダークホース・コミックスから発表されている“Beasts of
Burden”というシリーズを原作とする長編アニメーションの
監督に起用されることが発表された。
原作の物語は、超自然的な危険から市民を守る犬たちの活
躍を描いているとのことで、それを『9』の手法で描くとい
うのは楽しみなことだ。因に脚本は、日本では3月22日公開
予定のブライアン・シンガー監督の新作『ジャックと天空の
巨人』などを手掛けるダレン・レムケによるものが用意され
ているようだ。
なお製作は、2011年8月紹介『カウボーイ&エイリアン』
などのVFXを担当したReel FXという会社で、同社はアニ
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03月01日(金)
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