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On the Production
by 井口健二
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■第185回(VES/Oscar-nominee,GGwinner,POTC5,Jurassic Park 4,Transformers 4,Sin City,Police State,Godzilla)
スタイリング、『テッド』(11月25日紹介)が歌曲の候補に
なっている。なお『アベンジャーズ』と『プロメテウス』は
VFXのみだ。
また、10月28日付「東京国際映画祭」コンペティションで
紹介の『NO』と、紹介予定の『魔女と呼ばれた少女』『ロ
イヤル・アフェア』が外国語映画、さらに紹介予定の『シュ
ガーマン』が長編ドキュメンタリーの候補になっている。
授賞式は2月24日の予定だ。
* *
次は結果で、前回紹介ゴールデングローブ賞の受賞者が、
以下のように発表された。
ドラマ作品賞『アルゴ』
ドラマ主演女優賞:ジェシカ・チャスティン(ゼロ)
ドラマの主演男優賞:ダニエル・デイ=ルイス(LINCOLN)
コメ/ミュ作品賞『レ・ミゼラブル』
コメ/ミュ主演女優賞:ジェニファー・ローレンス(世界)
コメ/ミュ主演男優賞:ヒュー・ジャックマン(レ・ミゼ)
長編アニメーション賞『メリダとおそろしの森』
外国語映画賞『愛、アモール』(紹介予定)
助演女優賞:アン・ハサウェイ(レ・ミゼ)
助演男優賞:クリストフ・ヴァルツ(ジャンゴ)
監督賞:ベン・アフレック(アルゴ)
脚本賞:クエンティン・タランティーノ(ジャンゴ)
これらの結果が、VES賞、アカデミー賞にどのように影
響するか? 特にコメディは弱いとされるオスカーだが、ド
ラマ主演女優賞の『ゼロ・ダーク・サーティ』とコメディで
主演女優賞の『世界にひとつのプレイブック』との評価も気
になるところだ。
* *
ここからは製作ニュースで、まずは待望“Pirates of the
Caribbean 5”の脚本に、2011年12月紹介『ペントハウス』
などのジェフ・ネイザンスンの起用が発表されている。
因に『POTC』シリーズ前4作の興行収入は、全世界で
36億ドルに達しているのだそうで、さらに前作2011年5月紹
介『生命の泉』は単独でも10億ドルを稼ぎ出し、今一番待望
されているシリーズの1本と言えるものだ。
そして本シリーズに関しては、交代不可能なジャック・ス
パロー船長役のジョニー・デップ自身が、「長く続くのは良
いことだ」との発言を繰り返しており、次作への出演も確定
済み。製作者ジェリー・ブラッカイマーの許での製作が決定
しているものだ。
ただし、新作の内容等は全く未発表で、ジョフリー・ラッ
シュやキーラ・ナイトレイらの過去の出演者の登場も不明。
さらにデップは、前回紹介した“Alice in Wonderland”へ
の出演も取りざたされていて、本作の製作開始までには多少
時間が掛かりそうだ。
なおネイザンスンは、2003年2月紹介『キャッチ・ミー・
イフ・ユー・キャン』で最も知られており、現在はドリーム
ワークス製作の“The 39 Clues”というアドヴェンチャー作
品を執筆中とのことだ。
* *
第5作の次は第4作の話題で、2011年7月31日付でも紹介
した“Jurassic Park 4”について、この作品の全米公開を
2014年6月13日とするとユニヴァーサルが発表している。
この計画に関しては、以前にはComic-Conに初参加したス
ティーヴン・スピルバーグがその構想を述べたことを報告し
たものだが、その後の情報では、脚本に2011年『猿の惑星:
創世記』のリック・ジャフェとアマンダ・シルヴァが決った
との報道もされていた。
その計画がいよいよ実現することになったものだが、実は
スピルバーグには先に計画していた“Robopocalypse”とい
う作品が延期になったとの情報もあり、2001年の第3作では
ジョー・ジョンストンに譲った監督の椅子に再び座る可能性
もあるようだ。因にスピルバーグが製作総指揮で関わること
は発表されている。
さらにユニヴァーサルからは、今年4月に第1作を3D変
換して全米公開する予定も発表されており、恐竜ブームを再
燃させる目論見は着実に進められているようだ。
* *
次も第4作の話題で、すでにマーク・ウォルバーグの出演
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01月16日(水)
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