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On the Production
by 井口健二
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■トロン、ゴースト、マクナイーマ、バーレスク、ソウ・ザ・ファイナル、ハーモニー+製作ニュース・その他
一方、アイオアからスターを夢見てやってきたアリは、偶然
入った「バーレスク」の華麗なショウに目を見張る。そして
自分もその一員になりたいと思うのだったが、田舎出で伝も
ない彼女に簡単な道は拓けなかった。
という物語は、すでに上映されている予告編からも判るもの
だが、その予告編ではほんの触りだけだったショウのシーン
が、このフッテージではほぼフルコーラスに渡って公開され
たものだ。
出演は、オーナー役にシェール、ニッキー役に2008年11月紹
介『寝取られ男のラブ♂バカンス』などのクリスティン・ベ
ル、そしてアリ役にグラミー賞で4冠達成のクリスティーナ
・アギレラが映画初出演を果たしている。
他に、2009年『ラブリー・ボーン』でオスカー候補のスタン
リー・トゥッチ、2001年から『スパイ・キッズ』シリーズ全
作に出演のアラン・カミングらが共演。監督は俳優出身で、
脚本家を経て本作が長編デビューのスティーヴン・アンティ
ンが担当している。
元々ショウビズ界のバックステージ物は嫌いではないし、し
かもガールズ・ムーヴィとくればもはや文句のない作品だ。
それに本作では、何と言ってもアギレラの圧倒的というか、
見事なパフォーマンスが堪能できる。それだけで充分と言え
る作品だろう。
なお、日本公開日の12月18日はアギレラの誕生日だそうだ。

『ソウ・ザ・ファイナル』“Saw 3D”
昨日日米同時公開されたシリーズ最終作。試写会は先々週に
行われたが、公開日まで観たことも公表しないという守秘義
務契約書にサインしていたので、紹介が今日のアップになっ
たものだ。
物語は、オリジナルの殺人鬼ジグソウの亡き後、正当な後継
者は誰か…というここ何話かの展開に決着を付けるもので、
その意味では間違いなく『ザ・ファイナル』と呼ぶことので
きる作品になっていた。
その結論はまあそれもありだなと思わせるものだったが、そ
れより本作の興味は、3Dで再現される殺人ショウの数々だ
ろう。つまりは結論に行き着くまでの展開に、いつものよう
に手を代え品を代えの殺戮が、3Dで続くものだ。
特に前作までに登場した殺人ガジェットの数々が、博物館の
ように3Dで展示されていたのにはニヤリとしてしまった。
そんな長く続いたファンのための最後のプレゼントという感
じの作品でもある。
ただ観ていて考えたことは、第1作を観たときのドキドキが
さほど感じられなくなってしまったという悔しさだ。手を代
え品を代えのガジェットは今回も新たなもので楽しめるのだ
が、第1作の時の衝撃には及ばない。
それは慣れ以外の何ものでもないが、それが今回シリーズの
終結を決意した制作者たちの考えでもありそうだ。でもまあ
本作も全米No.1は記録したようだし、遠からずシリーズの再
開はあると考える。その時はまた初心に戻って、本当に恐い
作品を観たいものだ。
脚本は、シリーズは第4作から担当している2008年2月紹介
『フィースト』(2005年製作)などのパトリック・メルトン
とマーカス・ダンスタン。監督は、第1作から第5作までの
編集者で前作から監督に昇格したケヴィン・ゲルタートが引
き続き担当した。
他のスタッフ陣にもシリーズを通しての人材が多いのがこの
シリーズの特徴だ。
出演は、全作に登場したトービン・ベル、第3作から登場の
ベッツィ・ラッセルとコンスタンス・マンディラー。また、
『ヤング・インディ・ジョーンズ』のショーン・パトリック
・フラナリーが新登場の他、第1作以来のケアリー・エルウ
ェズの再登場も注目だ。
なお、日本公開では巻頭に前作までのおさらいの特別映像が
付けられており、1年前の作品を忘れていても大丈夫なよう
になっていた。

『ハーモニー』“하모니”
来年1月に日本公開が予定されている韓国映画。韓国の女子
刑務所を舞台に、そこに収監された重罪犯の女性たちの人間
模様が描かれる。
主人公は殺人の罪で刑に服している。それは已むを得ない事
情による犯罪ではあったが、その罪の重さは10年の刑に及ぶ

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10月31日(日)
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