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On the Production
by 井口健二
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■おのぼり物語、エルム街の悪夢+製作ニュース
を取り止めていた。因に脚本と監督はアルフォンソ・キュア
ロンが手掛けるもので、大宇宙が舞台のスリラーと紹介され
ていた。
 そして“Superman”は、現状はクリストファー・ノーラン
が製作総指揮を務め、デイヴィッド・S・ゴイヤーの原案・
脚本で進める計画が濃厚となっており、公開は2013年の予定
とされている。
 ということで、現状“Fury Road”以外はかなりあやふや
な感じの計画ばかりだが、どの作品もSF/ファンタシー系
と言ってよい作品なので、期待して待ちたいものだ。
        *         *
 次も続報になるが、前々回紹介した“Men in Black 3”に
関して、ウィル・スミスの主演とバリー・ソネンフェルドの
監督、さらに2012年5月25日の全米公開日と、撮影を3Dで
行うことがソニーから正式に発表された。なお公開日は前回
は別の日付を報告したが、それは誤報だったようだ。
 また脚本は、ローウェル・カニンガムの原作コミックスに
基づいて『トロピック・サンダー』などのイーサン・コーエ
ンが執筆したシナリオに対して、現在は『天使と悪魔』など
のデイヴィッド・コープが磨きを掛けており、そのシナリオ
に基づく撮影は今年の秋に開始されるとのことだ。
 因に配役で、もう1人のエージェントKを演じるトミー・
リー・ジョーンズ及び若き日のKを演じるジョッシュ・ブロ
ーリンは、最終的な交渉に入っているとのことだが、サッシ
ャ・バロン・コーエンについては決定ではなくなっていた。
いずれにしてもエージェントJが時間流を遡る冒険は間違い
なさそうだ。
 ただしこれで3月28日付紹介の“The City That Saild”
へのウィル・スミスの出演は無くなることになりそうだが、
その作品もSF/ファンタシー系と言えるもので、その辺は
ちょっと残念な感じもする。何とかどの作品もポシャらずに
実現して欲しいと思うものだ。
        *         *
 続いてはいろいろ関連する情報で、まずはトム・クルーズ
の主演によるシリーズ第4弾“Mission: Impossible 4”の
全米公開を、2011年12月16日に行うことがパラマウントから
発表された。
 また、このアクション映画の監督を、2004年『ミスター・
インクレディブル』や、2007年『レミーのおいしいレストラ
ン』などのアニメーション監督ブラッド・バードが行うこと
も併せて発表されている。因にバード監督には、“1906”と
いう作品で先に実写デビューという計画もあったはずだが、
その前に本作を手掛けることになるようだ。
 脚本は、クルーズと、シリーズ前作を手掛けたJ・J・エ
イブラムスの原案から、エイブラムス製作のテレビシリーズ
“Alias”などを手掛けているジョッシュ・アップルバウム
とアンドレア・ネメックが執筆したもので、内容は明らかに
されていないが、シリーズ前作もよく似た体制で作られてい
たから、大体同じような展開のものになりそうだ。
 一方、前作を監督したエイブラムスには、スティーヴン・
スピルバーグとの共同製作で“Super 8”という作品を監督
することが発表された。
 この作品は、「スーパー8」という言葉が昔の8ミリフィ
ルムのカメラを指すことから、一時はエイブラムスが2008年
に製作した『クローバーフィールド』の続編ではないかとい
う情報も流されていたが、現状でそれは否定されたようだ。
ただし内容については、エイブラムスが「自分が若い頃に大
好きだったスピルバーグの初期の作品からヒントを得た」と
の発言もしているもので、ファンタスティックな内容が期待
されている。
 そしてこの作品が2011年の公開に向けて今年の秋に撮影さ
れると、それに続けてエイブラムスは、2009年に前作を発表
した“Star Trek”の続編を、2012年の公開に向けて製作す
る計画とのことだ。
 この続編に関しては、昨年4月1日付第180回でも報告し
ているが、パラマウントではかなり早い時期から契約も進め
ていたもの。後はエイブラムス側がそのタイミングを観てい

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05月09日(日)
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