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On the Production
by 井口健二
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■第170回
ウォーマシンとしてドン・チードルの出演は契約されている
そうで、その他の配役も気になるところだ。
また、今回の報道によると、“Iron Man 2”の全米公開は
2010年5月7日とされ、続いて“The Avengers”の全米公開
は2011年7月15日の予定。またこの“The Avengers”の製作
では、『アイアンマン』を手掛けたジョン・ファヴロー監督
が総指揮も務める契約とのことだ。もちろんファヴロー監督
は、“Iron Man 2”“3”の監督も契約しているものだが、
前作の大成功で、正にマーヴェル・スタジオの看板監督とい
うことにもなりそうだ。
* *
9月1日付の第166回で報告したDCコミックスの映画化
“Sleeper”に、ブラッド・インゲルスビーという脚本家の
起用が発表されている。
この映画化は、サム・ライミ製作、トム・クルーズ主演で
報告されているものだが、前回は不明瞭だった製作会社は、
やはりDCコミックスなら当然のワーナーで行われることが
はっきりした。
物語は、エイリアンによって痛みの感覚を制御する能力を
植えつけられた主人公が、潜入捜査官となって活躍するとい
うもので、そこに潜入した組織の女との恋物語なども描かれ
るとのことだ。
因に、脚本家に起用されたインゲルスビーは、今年3月に
最初の脚本の契約に成功したばかりの新人とのことだが、そ
の作品の“Low Dweller”は当初50万ドル、実現時には100万
ドルの契約金で、『ハンコック』などのリレイティヴィティ
・メディアが契約、リドリー・スコット監督、レオナルド・
ディカプリオの出演で計画が進められている。その内容は、
刑務所から釈放された男が、社会復帰を目指すというダーク
スリラーで、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』や『ノー
・カントリー』にも通じる物語とのことだ。
そんな脚本家が、エイリアンの関る作品を脚色するという
のも面白そうだ。
* *
9月15日付の第167回で報告した今月撮影開始のヴィデオ
ゲームの映画化“Clock Tower”に、『バイオハザード』の
アリスことミラ・ジョヴォビッチが出演しているという噂が
流れている。
この映画化にはすでにブリタニー・スノウの主演が発表さ
れているが、さらに『オーシャン・オブ・ファイヤー』に出
演のルイーズ・ランバート、“Divine Intervention”とい
うホラー作品に出演しているアリッサ・ジェイン・ハイルと
共に、ジョヴォビッチが出るとのことだ。
物語は、日本では『クロック・タワー/ゴーストヘッド』
の題名で知られているシリーズ第2作の“Clock Tower II:
The Struggle Within”に基づくとされているもので、精神
病院に閉じ込められたヒロインの脱出行が描かれる。因に、
ゲームではヒロインは最初は武器も何もない状態でスタート
するそうで、基本的に隠れたりパズルを解いたりという展開
のもののようだ。その雰囲気が映画でどこまで描かれるか、
脚本は最終的にエリック・ポッペンという人が仕上げたよう
だが、彼とマーティン・ワイズ監督の手腕が期待される。
TWCの製作配給で、全米公開は来年に予定されている。
* *
10月1日付第168回で紹介した“Spider-Man 4”の計画に
ついて、その脚本に、2006年発表の戯曲“Rabbit Hole”で
ピュリッツァー賞演劇部門を受賞したデイヴィッド・リンゼ
イ=アベアーが交渉中と発表された。
因に、『スパイダーマン』シリーズでは“2”の時にも、
ピュリッツァー受賞者のマイクル・シェイボンに脚本を依頼
しており、その方針が今回も踏襲されたものだ。ただし今回
は、事前にジェームズ・ヴァンダービルトへの脚本の依頼も
発表されていたもので、その辺がどのように調整されている
かは不明。昨年8月1日付第140回の報告でも、サム・ライ
ミ監督の発言で脚本家が重要になるとされていたが、期待度
の高いヒットシリーズへの取り組みは、普通に考える以上に
大変なことのなのだろう。
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11月01日(土)
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