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On the Production
by 井口健二
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■第123回
る“No Country for Old Men”が撮影完了しており、また、
ジョッシュ・ブローリンの主演で“Blood Meridien”という
作品の映画化も進められている。これらはいずれも西部劇の
ようだが、各社引く手あまたの原作者が、その各社から断ら
れたという原作の映画化には興味津々というところだ。
 因に、今回の映画製作に関しては、シュワルツ・コミュニ
ケーションズというPR会社が関係しており、同社が設立し
たチョックストーン・ピクチャーズというプロダクションか
らウェクスラーに話が持ち込まれている。このプロダクショ
ンでは、すでにテレンス・マリック監督の次回作で、劇作家
イスラエル・ホロヴィッツ脚本による“Eager to Die”とい
う政治スリラー作品の製作も手掛けているそうだ。
        *         *
 ドリームワークス・アニメーション(DWA)の“Shrek
the Third”は来年5月18日に公開されるが、その第3作に
も登場している「長靴をはいた猫」の主人公にした派生作品
“Puss'n Boots”について、当初予定されていた2008年にD
VDで直販する計画を変更、2010年に劇場公開する方針が発
表された。
 この計画変更は、同社のCEOのジェフリー・カツェンバ
ーグが決断したもので、「DVDの直販用だと、どうしても
作品の品質が下がるため、『シュレック』シリーズで培った
ファンの期待を裏切る恐れがある。そこで、この作品は劇場
公開を目指すこととし、その品質を高めるために公開時期を
2年遅らせる」というものだ。
 因に、同社が昨年秋に株主向けに報告した業務計画では、
2008年以降は毎年2本の劇場公開と、1本のDVD直販作品
を製作するというものだったが、その最初の直販作品が消え
ることになる。また、すでにDVD直販で展開を始めている
『マダガスカル』のペンギンたちを主人公にした派生作品に
ついては、テレビシリーズ化を並行して行うということで、
直販の路線を消滅させるものではないとしてはいるものの、
今後は基本的には直販のみを目的とした作品は製作しないこ
とになるようだ。
 また同社では、併せて2009年の夏と秋に劇場公開する2作
品についても公表している。
 まず、2009年の夏5月22日公開の作品は、“Monsters vs.
Aliens”。以前は“Rex Havoc”のタイトルで紹介されてい
たもので、エイリアンと闘うモンスターハンターを主人公に
したホラーコミックスが原作の作品ということだ。
 さらに2009年の秋11月22日公開は、“How to Train Your
Dragon”。クレシダ・コウェル原作の児童書を原作とするも
ので、ヴァイキングの族長の息子が親の跡を継ぐ証として、
ドラゴンを捕えて訓練するお話となっている。
 なお来年の公開予定は、5月18日の“Shrek the Third”
と、“Bee Movie”が11月2日の全米公開となっている。ま
た、2008年は5月23日に“Kung Fu Panda”と、11月7日に
“Madagascar”の続編ということだ。
 そして、多分2010年の夏に“Puss'n Boots”となりそうだ
が、この他に同社では“Punk Farm”、『マウス・タウン』
に続くアードマンとの共同製作で“Crood Awakening”、そ
して“Shrek 4”などが予定されているものだ。
        *         *
 クリーチャーFXの第1人者、スタン・ウィンストンが主
宰するプロダクション(SWP)と、映画セールス会社のオ
デッセイ・エンターテインメントが契約を結び、SWPが製
作する複数作品のセールスを担当することが発表された。
 因に、この映画セールス会社というのは、プロダクション
と配給会社の間に立って、各社が企画を売り込むフィルム・
マーケットなどの会場で、主にインディーズ系や海外の配給
会社に配給権のセールスを行うもののようだ。
 そしてSWPとオデッセイでは、すでに“The Deaths of
Ian Stone”という作品で協力を開始しており、イタリア人
のダリオ・ピアナ監督が、1000万ドルの製作費で今年の夏に
ロンドンとマン島で撮影したこのホラー作品に関しては、撮

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11月15日(水)
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