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On the Production
by 井口健二
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■第120回
 ジャガーは、1992年に公開された未来SF映画『フリージ
ャック』などに俳優として出演し、最近では自らジャッグド
・フィルムスというプロダクションを持つなど、元々映画に
は積極的だったものだが、このような形で関るのは珍しいこ
とになりそうだ。世界配給はヨーロッパ・コープが担当し、
公開は2008年の冬に予定されている。
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 なお、ストーンズと映画の関係では、キース・リチャーズ
の“The Pirates of the Caribbean: At Worlds End”への
出演も話題になっていたが、その撮影はすでに完了したと報
告されている。その現場にリチャーズは酔っ払って現れ、演
技の指示をしたときには、「俺に指示するなら、俺を選んだ
ことが間違っている」とうそぶくなど大物ぶりを発揮したよ
うだが、撮影自体は順調に行われたということだ。
 それからこの作品の副題に関し、最近“At World's End”
というのが多く見られるようだが、公式発表は第118回に報
告した通りで、一体どうなっているのだろうという感じだ。
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 設立当初から所属していたコロムビアを離れ、新たにワー
ナーとの優先契約を結んだドリュー・バリモアのフラワー・
フィルムスが、その切っ掛けとなった作品“He Loves Me”
の脚本のリライトに、『羊たちの沈黙』のテッド・タリーの
起用を発表した。
 この作品は、ジョイス・ブラトマンのオリジナル脚本によ
るもので、その脚本は昨年12月にワーナーと契約された。そ
してその主演を希望したバリモアが、ワーナーへの移籍を進
めたともされている。そのリライトにタリーが起用されるも
ので、『羊…』のような鋭い切れ味が期待されるところだ。
なおタリーの言によると、物語は「現代における背信を描い
た緊張感で一杯のセクシースリラー」ということで、現代に
強力な警鐘を鳴らすものになるようだ。
 なお、ワーナーとバリモアでは、すでにヒュー・グラント
共演のロマンティックコメディ“Music & Lyrics By”と、
エリック・バナ共演“Lucky You”の2作を製作しており、
来年2月、3月に相次いで公開する予定になっている。
 一方、脚本家のタリーは、“The Reckoning”という作品
の脚色をパラマウントで行った他、ドリームワークス製作の
“Shrek”the Third”も担当しているものだ。
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 “The Pirates of the Caribbean”の話題が何度も出てく
るが、ディズニーランドのアトラクションをベースに大成功
を収めた同作に続いて、今度は“Jungle Cruise”の映画化
が進められることになったようだ。
 ガイドの説明を聞きながらボートに乗ってジャングルの中
を進んで行くこのアトラクションは、東京ディズニーランド
でも人気の一つと思われるが、元々は1955年、アナハイムに
最初のディズニーランドがオープンしたときに作られた22の
オリジナルアトラクションの一つで、すでに50年以上も人気
を保っているものだ。
 その初代のアトラクションが満を持して映画化となるもの
だが、『カリブの海賊』と同じく船で巡るアトラクションと
いうことで、その捻り方が注目される。なお脚本には、前回
“The Mummy”の第3作にも名前の出ていたアルフレッド・
ゴーフとマイルズ・ミラーが契約しているようだ。
 因に、ディズニーランドのアトラクションの映画化では、
2002年にクリストファー・ウォーケンらの出演と、ハーレイ
・ジョエル・オスメントらの声優で、佳作との評価もされる
『カントリー・ベアーズ』と、2003年にエディ・マーフィが
主演した『ホーンテッド・マンション』がそれぞれ作られて
いて、同じ2003年の『パイレーツ・オブ・カリビアン』で大
爆発となったものだ。
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 2004年4月15日付第61回などで、競作になっていることを
紹介した歌手ジャニス・ジョプリンの伝記映画の企画の一方
で、“The Gospel According to Janis”の映画化が、つい

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10月01日(日)
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