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On the Production
by 井口健二
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■第46回
く可能性は高そうだ。
なお、第4作の撮影開始は04年4月となっており、脚本は
第3作と同じスティーヴ・クローヴスが担当している。この
スケジュールでは、公開は05年夏も可能のようだが、どうな
るのだろうか。
* *
今回はワーナーの話題が続いているが、あと2つ。
まずは、またまたファンタシー3部作の映画化で、フィリ
ップ・アルダー原作で、エディ・ディケンズトリロジーとし
て知られるファミリー・アドヴェンチャーシリーズの映画化
権をワーナーが契約し、その第1作“A House Called Awful
End”の脚色をマシュー・ホフマンが手掛けることが発表さ
れた。
この第1作では、11歳のイギリス人の少年が両親の病気の
ために家族から離され、ちょっと行動の異常な叔父夫妻に預
けられるところから始まる。やがて彼は孤児院に預けられた
りもするのだが・・・。この概要だけだとファンタスティッ
クな感じはしないが、実は原作本の表紙には、登場人物の顔
が描かれており、これが鳥みたいなのや狐みたいなものもい
たりして、何とも不思議な雰囲気なのだ。
因に、原作は元々はイギリスで出版されたもので、昨年9
月にアメリカに紹介されたということだ。
* *
もう一つは、往年のSF映画のリメイクの計画で、56年ド
ン・シーゲル監督作品“Invasion of the Body Snatchers”
の再々々映画化の計画が発表された。
この作品は、『ふりだしに戻る』などの作品で知られるア
メリカの幻想小説作家ジャック・フィニーが55年に発表した
長編“The Body Snatchers”(邦題:盗まれた町)を映画化
したもので、アメリカ中西部の小さな町の住人が、空から降
って来た莢に潜む異星人に複製され、徐々に取って変られる
様子を描いた侵略ものの古典。そして56年の映画化では、そ
の知的で無気味な展開が、現在もカルトムーヴィとして評価
されている作品だ。また、その後の78年と93年にもそれぞれ
リメイクが行われるほどの高い評価を受けている。
なお、78年のリメイクではシーゲルと同じ題名を用いて、
舞台をサンフランシスコに移して大規模な侵略を描いたが、
93年作では題名を原作と同じ“The Body Snatchers”として
軍事基地を舞台にした作品としていた。そしてこの93年作を
製作したワーナーが、現在の映画化権を保有しているという
ことだ。
そのため、今回はその4回目の映画化がワーナーで計画さ
れているもので、製作者には、ドリームワークスで『ザ・リ
ング』のハリウッドリメイクなどを手掛けたダグ・デイヴィ
スンとロイ・リーの参加が発表されている。発表では、物語
を現代版にするということで、脚本家など詳細は未定だが、
製作者の手腕にも期待が集まっているようだ。
* *
ワーナーの話題は一先ず置いて、続いてはまたまたCGI
とライヴアクション合成映画の計画が発表されている。
まずは、『スチュアート・リトル』を手掛け、この秋公開
の新作“Haunted Mansion”にもCGIが多用されていると
いうロブ・ミンコフの製作で、“Get Fuzzy”というCGI
+ライヴアクション合成映画が計画されている。
この作品は、ロサンゼルス・タイムスなど400紙以上で掲
載されているコミックストリップを映画化するもので、原作
のコンセプトは、「ペットと暮らす独身生活者の皮肉なポー
トレイト」というもの。独身で広告会社の重役という男性と
暮らしている2匹のペット、自然に生きようとする犬のサト
シェルと、パンツを履いた猫バッキーを主人公に、ミンコフ
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09月01日(月)
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