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On the Production
by 井口健二
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■第29回
った“Lilo & Stitch”の脚本、監督を共同で手掛けたクリ
ス・サンダースとディーン・デュボアが、新たにディズニー
傘下にプロダクションを設立、アニメーションと実写映画の
製作を行うことが発表された。
なお、設立されたプロダクションでは、2人は共同または
個々に計画を進めるということで、すでにサンダースは題名
未定のCGIを使った作品の監督を単独で開始しており、デ
ュボアは“The Gunshoe Chronicles”という題名のネッシ
ーのような怪獣の登場するキー・ウェストを舞台にした実写
作品を、単独で監督する予定で脚本の執筆に入っているとい
うことだ。
一方、2人は共同で、ヴィデオで発表される計画の“Lilo
& Stitch”の続編と、テレビシリーズ化の計画も進めてお
り、これらはすでに作業に入っているようだ。
因に、ディズニー傘下の同様のプロダクションではヤコブ
スンとクックのチームがあり、ここでは外部の才能を招請す
る方針で『オールド・ルーキー』や『ロイヤル・テネンバウ
ムス』、それに『サイン』を成功させている。
* *
アニメーションの話題が出たついでに、第2回を迎えるア
カデミー賞長編アニメーション作品賞の話題を紹介しておこ
う。
アカデミー賞の最終候補は、今年度に付いても来年の2月
11日に発表されることになっているが、その前の予備候補が
発表されている。この予備候補として昨年度は、第7回で紹
介したように9本が選ばれたものだが、今年度は17本がアカ
デミーの事前の審査をパスしたようだ。
その17本は、“Adam Sandler's Eight Crazy Nights”
“Alibaba & the Forty Thieves”“Eden" “El bosque
animado(The Living Forest)”“Hey Arnold! The Movie”
“Ice Age”“Jonah -- A Veggie Tales Movie”“Lilo &
Stitch”“Mutant Aliens”“The Powerpuff Girls Movie”
“The Princess and the Pea”“Return to Never Land”
“Spirit: Stallion of the Cimarron”“Spirited Away”
“Stuart Little 2”“Treasure Planet”“The Wild
Thornberrys Movie”。
因に選定の条件は、年度内にアメリカ国内で初公開された
作品で、且つ一般上映されていること。また長編アニメーシ
ョンの基準は、上映時間70分以上で、アニメーションシーン
が75%以上を占める作品となっている。さらに、昨年度は予
備候補が9本だったために最終候補は3本だったが、事前審
査段階で候補が16作品以上の場合には最終候補は5作品に拡
大され、候補が8作品未満の場合には最終候補は選出しない
という規約があるということで、予備候補が17本の今年は、
5本が最終候補に選ばれることになりそうだ。
そこで注目は、その5本にどの作品が選ばれるかというこ
とになる訳だが、大ヒットを記録した“Ice Age”と“Lilo
& Stitch”はまず間違いないところだろう。従って残る数は
3本。その中に日本人としての期待は、“Spirited Away”
(千と千尋の神隠し)が選ばれるかどうか。前回は、最終候
補が3本ということで“Final Fantsy”は涙を呑んだが、今
回はどうなるだろう。
また、アメリカでは“Stuart Little 2”が予備候補に選
ばれたことが話題になっているようだ。なお、この審査は製
作者の申請の基づいて行われるもので、製作者のコメントに
よると、アニメーションシーンが75%以上を占めるという条
件をクリアしているのだそうだ。確かにスチュアートは、リ
アルに見えてもCGIキャラクターだった訳で、それを考え
ると製作者のコメントも理解できる。しかしそうなると、デ
ィジタルエフェクトの多用された作品はどうなるかというこ
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12月15日(日)
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