ID:47635
On the Production
by 井口健二
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■Sweet Sixteen、エルミタージュ幻想、トランスポーター、24アワー・パーティ・ピープル、ボーン・アイデンティティー
ヴのシーンの演奏などはフェイクとは思えない迫力があり、
結構楽しめた。                    
                           
『ボーン・アイデンティティー』“The Bourne Identity”
元脚本家でミステリー作家となり、昨年1月に他界したロバ
ート・ラドラム原作の映画化で、ラドラム自身が製作総指揮
を勤めた作品だ。                   
大荒れの地中海で漁船が背中に銃弾を受け、海を漂流してい
た男を救出する。男は自分の名前を思い出せなかったが、男
の尻にはレーザーでスイス銀行の貸金庫の番号を描き出す装
置が埋め込まれていた。                
男は記憶喪失のままスイス銀行に行き、貸金庫を開く。そこ
には巨額の各国紙幣と名前の違う6通の各国の正規のパスポ
ートが保管されていた。男は次に領事館に向かったが、そこ
に追手が迫り、男は偶然居合わせた女と共に、パスポートに
記載されていたパリの住所へと向かう。         
実は男は、CIAで訓練を受けた暗殺者で、アフリカの独裁
者の暗殺を目論んだが失敗。このため失敗を隠そうとするC
IAに命を狙われることになるが、彼は訓練によって意識せ
ずに動き出す身体能力と知識で窮地を切り抜けて行く。  
この主人公を、『グッド・ウィル・ハンティング』でオスカ
ー脚本賞を獲得した若手俳優のマット・デイモンが演じる。
何しろリアルと言うか、ワイアー・アクションのない格闘シ
ーンを久しぶりに観たという感じだ。こういう格闘シーンは
ちょっと前だとスティーヴン・セガール辺りがやっていたも
のだが、これを若いデイモンがやってみせるというのも見所
といえそうだ。                    
それに、カーチェイスも派手な激突シーンなどはほとんどな
くて、ミニクーパーがパリの狭い路地を巧みに抜けて追手を
捲いて行く面白さ。ハリウッド映画とはかなり違う、ヨーロ
ッパスタイルのスパイドラマという感じだった。     

11月16日(土)
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