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On the Production
by 井口健二
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■第20回
主演はアーノルド・シュワルツェネッガーなどという情報も
あったものだが実現はできなかった。
その計画が、ついにコロムビア映画として実現されること
になったもので、今回の主演には、サミュエル・L・ジャク
スンと『ジャスティス』のコリン・ファレル、それに『バイ
オハザード』の映画化にも出ていたミシェル・ロドリゲスが
紅一点の部隊員として出演することになっている。
また監督は、テレビシリーズ『ホミサイド』などの俳優出
身で、TVムーヴィの監督では実績のあるクラーク・ジョン
スンが長編監督デビューを飾る。そして脚本は、『ワイルド
・スピード』や、デンゼル・ワシントンにオスカーを導いた
『トレーニング・デイ』のデイヴィッド・エイヤーが担当。
つまり警察ものに実績豊かな顔ぶれが揃ったということだ。
なお物語は、前の作戦に失敗して窮地にいるジャクスン扮
する隊長が、もはや失敗の許されない状況の中で、隊員を率
いて犯罪目撃者の警護の任務に就くというもの。スワットを
呼ばなければならないほどの警護というのが、一体どんなも
のか想像もつかないが、恐らくは組織絡みの犯罪の目撃者と
いうことなのだろうか。
* *
もう1本、テレビシリーズからの映画化は、これも長年企
画されていたイギリス製人形劇シリーズ“Thunderbirds”
の実写版映画化が、03年初めの撮影開始を目指して進められ
ることになった。
この原作は、65〜66年にイギリスで各60分の全32話が放送
されたものだが、元宇宙パイロットで巨万の富を築き上げた
ジェフ・トレイシーが、自らの財力と科学力で南海の孤島に
秘密基地を作り、国際救助隊と称して人々を災害から守ると
いうお話。日本でも66年にNHKで初放送がされているが、
そのミニチュアワークの素晴らしさは今再放送を見ても遜色
がないといえるものだ。
そしてこの計画も、イギリスのワーキングタイトル社の計
画として数年前から報告され、一時はピーター・ヒューイッ
ト監督、クリスティン・スコット=トーマスのレディ・ペネ
ロピー役ということで話題になったこともあったが、実現さ
れないまま今に至っていた。しかし、最近になってこの計画
の監督としてジョナサン・フレイクスが参加、これに対して
ワーキングタイトルの提携先のユニヴァーサルから製作承認
が出て、ついに映画化が実現することになったものだ。
なお、監督のフレイクスは、テレビシリーズ『新・スター
トレック』のライカー副長役で知られているが、その映画化
の『ファーストコンタクト』『叛乱』の監督を務めた他、最
近ではパラマウントとニッケルオディオン共同製作のファン
タシー映画“Clockstoppers”の監督も手掛けている。そし
て今回の映画化では、一時はかなり観客の年齢層を高く設定
した計画も検討されたが、最終的にテレビ放送当時の対象年
齢層(10歳以下)を中心にしたファミリーピクチャーとして
製作される予定だということで、フレイクスにはその方面の
手腕が買われているようだ。脚本はウィル・オズボーン。
それにしても、スコット=トーマスのレディ・ペネロピー
役というのは填りだと思っていたが、それは今回実現するの
だろうか。因に、同シリーズの映画化としては、オリジナル
そのままの人形劇によるものが、67年の『サンダーバード』
と、68年の『サンダーバード6号』の2作公開されている。
* *
前回は、ちょっと期待の計画としてワーナーの2大シリー
ズが合体する“Batman vs.Superman”の計画を紹介したが、
その後を追うように今度はフォックスから、こちらも2大シ
リーズ合体の計画が発表された。
発表された作品の題名は“Alien vs.Predator”。79年の
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08月01日(木)
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