ID:47635
On the Production
by 井口健二
[460448hit]
■第8回+無問題2、マリー・アントワネットの首飾り
しかし引き上げ自体の結果も明らかにされておらず、またこ
の直後からヒューズの隠遁生活が始まったという謎の事件を
巡る物語だ。
そしてこの事件を映画化する計画では、99年にニック・フ
ァラッキとシェリル・ハートンの脚本を、『逃亡者』のアン
ドリュー・デイヴィスが監督するということで、“Cord War
Submarine Project”という仮の題名で発表されたことがあ
ったが、その後音沙汰がなくなっていた。ところが最近にな
ってこの事件を扱った“The Jennifer Project”という本が
クライド・バールスンという作家の手で執筆され、この本の
映画化権を獲得した製作者たちがデイヴィスを招請して再び
映画化が進められることになったというものだ。因に本の題
名は当時のヒューズが呼んでいた作戦の暗号名だそうだ。
なおこの計画は、9月11日の事件で延期されていた『コラ
テラル・ダメージ』の公開がようやく始まったデイヴィスの
次回作として急浮上することになりそうだ。
* *
後は短いニュースをまとめておこう。
まずは続編の情報で、5月3日の全米公開が予定されてい
るソニー=コロムビア映画“Spider-Man”の続編の計画が早
くも発表になっている。これは主演のトビー・マクガイアが
2本の続編の出演契約書にサインしたというもので、その1
本目は03年1月に撮影開始の予定だそうだ。マーヴェル・コ
ミックスのスーパーヒーローの映画化は、これで少なくとも
3部作にはなるということだ。
お次も続編で、と言ってもかなり間が開いてしまったが、
82年に史上初の本格的なCG映画として話題になった『トロ
ン』の続編“Tron 2.0”が計画されている。監督は前作と同
じスティーヴン・リスバーガーが担当、すでにリチャード・
ジェフリーズの手になる2つの原案が上がっているというこ
とだ。ただしこの作品は劇場用ではなくて、直接DVDで発
売される模様だが、前作から20年が経って、進化したCGI
は一体どのような世界を見せてくれるのだろうか。
最後に前回報告した“Memoirs of A Geisha”の続報で、
監督に予定されていたスティーヴン・スピルバーグの降板が
発表された。理由は別の作品がすでに進行しているためとい
うことで、この進行している作品とはレオナルド・ディカプ
リオ主演の“Catch Me If You Can”のことのようだ。この
ため製作者は、前回報告したキャスティングのやり直しの前
に、まず監督の選考を行わなければならなくなった訳だが、
そのタイムリミットは4〜6週間の内ということだ。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※
※僕が気に入った作品のみを公開に合わせて紹介します。※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
今回は2月封切りの作品から紹介します。
<2月9日封切り>
『無問題2』“無問題2”
ナイナイ岡村主演の香港映画第2弾。
2年前の第1作は見ていないのだが、撮影中に骨折などのア
クシデントがあり、岡村本人が不満足だったそうだ。
その思いを注ぎ込んだ第2弾だが、相手役に往年のクンフー
スター=ユン・ピョウと、現在香港映画で若手人気ナンバー
1といわれるサム・リーを招き、特にユン・ピョウは、現在
はカナダ在住で香港映画への出演はほとんどないというのだ
から、これは注目だ。
[5]続きを読む
02月01日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る