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On the Production
by 井口健二
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■殺手#4(キラー・ナンバー4)、鬼の花嫁、“EPiC: Elvis Presley in Concert”(原題)、悲しくて美しい世界/THIS IS SPARKLEHORSE
し一気に上級階級となる。しかしそれに反比例して彼女自身
は疎まれるばかり。
ところが…。
共演は2025年8月紹介『ストロベリームーン』などの伊藤健
太郎、2025年12月紹介『この本を盗む者は』などの片岡凜。
さらに兵頭功海、白本彩奈、田辺桃子、谷原七音、尾美とし
のり、眞島秀和、陽月華、橋本淳。そして嶋田久作、尾野真
千子らが脇を固めている。
脚本は2018年『ヌヌ子の聖★戦』などの濱田真和。監督は、
2016年のサスペンススリラー『クリーピー 偽りの隣人』の
脚本を黒澤清監督と共に手掛けた池田千尋が担当している。
また主題歌をKing & Prince が担当している。
物語の前半は『シンデレラ』を髣髴とさせる展開だが、主人
公が見初められてメデタシメッデタシとなるはずのところか
らが本作の面白さだろう。しかも最後に思わぬ落とし穴も待
ち構えている。
原作を読んでいないのでこの映画化が9巻刊行の内のどれく
らいまで到達しているのか判らないが、当然この先の物語は
あるはずで、CGI多用の鬼族の生活ぶりもなかなかだし、
これは続編の映画化を期待したくなるものだ。
公開ぎりぎりの試写会も満席だったし、これは上手くヒット
してくれることを祈りたい。永瀬ファンの動員を期待したく
なるものだ。
公開は3月27日より全国ロードショウとなる。
なおこの紹介文は、配給会社松竹の招待で試写を観て投稿す
るものです。
“EPiC: Elvis Presley in Concert”(原題)
2022年に伝記映画『エルヴィス』を発表したバズ・ラーマン
監督が、その制作の際に発掘した60時間に及ぶとされる映像
や音声をリストアし、最高のテクニックで再編集して偉大な
歌手の在りし日を蘇らせた作品。
作品では、1970年代初頭ラスヴェガスで行われたコンサート
とそのリハーサル風景の映像を中心に幼少期やデビュー当時
の映像、さらにはそれらについて語るインタヴューの音源な
ども交えて多角的な描き方で綴られている。
その中で過去の部分に関しては、同時代を生きてきた自分と
しては知っている内容も多かったが、改めてエド・サリヴァ
ン・ショウの裏話を本人の解説で観るのは新鮮さも感じるも
のでもあった。しかもその映像の鮮明さは見事と言える。
その一方で、リハーサル風景では恐らく初めて観る楽曲の歌
唱などもあって、これは貴重な体験と言える。特にザ・ビー
トルズの名曲を振りも交えて歌っている様子は、お互いのリ
スペクトも感じられる素晴らしいものだった。
出演はエルヴィス・プレスリー。もちろんバックバンドやコ
ーラス、さらにエド・サリヴァンや客席とバックステージで
のサミー・デイヴィスJrの姿なども映るが、あくまで添え物
で出演者と言えるのはプレスリーのみだ。
またバズ・ラーマンは製作・監督に加えて音楽製作総指揮と
もクレジットされている。
発掘された映像と音声は別々の媒体に収められていたものも
多く、映像の鮮明なリストアと共に音声の慎重なリップシン
クなども行われている。それらの作業には2年以上が掛けら
れたそうだ。
その中でも見事なのは“Polk Salad Annie”。ここでは2つ
のコンサートシーンとリハーサル風景が登場するが、プレス
リーの声はもちろんバックバンドの演奏などが微妙に異なっ
ている。それが見事に一体化されているのだ。
ここで映像の編集はフレームの切り替えで監督の思い通りに
可能だが、それに音声を合わせるのは至難。それを見事にや
ってのけているのには、技術の素晴らしさよりもそのシーン
への思い入れが感じられたものだ。
そんな正に愛情のこもった作品に思えた。プレスリーファン
だけでなく、全ての音楽ファンへの贈り物と言える作品。特
に大型画面での没入感を体験したい作品だ。
邦題及び公開日は、試写の時点で決まってはいるが情報解禁
前とされており、今回の紹介では割愛させていただきます。
なおこの紹介文は、配給会社パルコの招待で試写を観て投稿
するものです。
『悲しくて美しい世界/THIS IS SPARKLEHORSE』
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03月22日(日)
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