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On the Production
by 井口健二
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■オールド・オーク、マテリアリスト 結婚の条件、スマッシング・マシーン
の考え方。しかしそんな彼女自身は独身で、自分は生涯結婚
することはないとも考えていた。
ところがそんな彼女が自分の手掛けたカップルの結婚式に参
列したとき、高身長、高収入の理想の「資産価値」の男性が
現れる。そこで彼女はその男性を結婚相談所に登録させよう
と画策するが…。
その男性は彼女に一目ぼれして彼女に付き合いを申し込んで
くる。しかもその会場ではもう1人、彼女が20代の頃に付き
合っていたが「資産価値」が合わずに別れてしまった男性も
登場する。
そんな2人の間で揺れ動く彼女の許に別のマッチメークでの
トラブルの訴えが届く。そのため落ち込んだ彼女は、理想の
男性との付き合いを始めてしまうが、彼女の前にいくつもの
問題が生じて行く。
出演は2018年12月紹介『サスペリア』などのダコタ・ジョン
スン。2013年11月紹介『スノーピアサー』などのクリス・エ
ヴァンス。2025年9月紹介『エディントンへようこそ』など
のペドロ・パスカル。
日本ではマッチングアプリが全盛のようだが、アメリカの状
況は実際どうなのかな。アプリこそ究極のマテリアリストだ
と思うが、ここに提示されるトラブルは同様に起きる可能性
も感じるものだ。
それは兎も角この作品では、そんなマテリアリストの理想を
超えた真実の愛の行方が描かれて行く。これこそが理想の婚
活なのだろうな。昭和生まれの男性としてはそんな風にも捉
えたが、若い人にはどう映るのだろう。
いずれにしても理想の結婚を目指す素敵な作品が描かれたも
のだ。因に監督はブレイク以前にマッチメーカーとして働い
ていたことがあるそうだ。
公開は5月29日より、東京地区はTOHOシネマズ日比谷他にて
全国ロードショウとなる。
なおこの紹介文は、配給会社ハピネットファントム・スタジ
オの招待で試写を観て投稿するものです。
『スマッシング・マシーン』“The Smashing Machine”
格闘技家の“The Rock”こと、2013年5月紹介『ワイルド・
スピード/ユーロ・ミッション』などのドウェイン・ジョン
スンが自ら権利を獲得して描いた伝説の格闘技家マーク・ケ
アーの実話に基づく物語。
オハイオ州出身のケアーは学生時代にレスリングでNCAA
ディヴィジョン1のチャンピオンとなり、1990年代後半に始
まったばかりのエクストリーム・ファイティングの世界に参
入。そこでも無敵の強さを発揮し題名の称号を得る。
そんなケアーは1999年、日本の総合格闘技イヴェントPRIDE
に参加。しかしそこでは思わぬ結果が待ち受けていた。それ
は相手の反則技に屈したもので、試合自体は無効となるが、
彼自身に心には深い傷が残る。
そのため彼の生活は荒んでいったが…。
共演は、2024年5月紹介『フォールガイ』などのエミリー・
ブラント。なおジョンスンとは2021年『ジャングル・クルー
ズ』でもコンビを組んだ間柄だ。他にライアン・ベイダー、
バス・ルッテン、オレクサンドル・ウシク。
そして日本のシーンでは大沢たかお、石井慧、光浦靖子、布
袋寅泰(本人役)らが登場して脇を固めている。
脚本と監督は、2025年12月紹介『マーティ・シュプリーム世
界をつかめ』の兄ジョシュと共にサフディ兄弟として活動し
てきた弟のベニー・サフディ。単独では初の長編監督作品で
ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞に輝いた。
また特殊メイクを2018年『ウインストン・チャーチル』でア
カデミー賞®受賞のカズ・ヒロが手掛けている。
その特殊メイクではジョンスンを見事に変身させているもの
だが、これが正に格闘技家としてのドウェイン・ジョンスン
を描き出しており、普段の映画では見せない真のアスリート
の姿になっている。これは元々の“The Rock”ファンにはた
まらない作品とも言えそうだ。
それと実話の映画化らしくエンディングロールには実際の写
真も登場するが、そこに映画の巻頭で出てきたペットの写真
が添えられていたのも嬉しいところ。その姿が本物と瓜二つ
なのにも感激した。
それにしても兄弟監督が独立したら揃ってアスリートの実話
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03月01日(日)
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