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On the Production
by 井口健二
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■わたしたちの家
に製作した作品。物語の背景はDr.ヘルとの戦いに勝利した
10年後。人類は光子力エネルギーの活用によって文明を謳歌
していた。ところがアメリカの光子力プラントが襲撃され、
Dr.ヘルの部下だったアシュラ男爵の復活が明らかとなる。
一方、富士山麓に設けられた光子力の平和利用を目指す研究
所で古代文明のものと推測される巨大ロボットが発見され、
その中から人型のコントロールユニットが目を覚ます。果た
してその巨大ロボットは悪魔の使者か神の使者か? 脚本は
漫画家の小沢高広。監督は『プリキュア』を6作担当の志水
淳児。公開は2018年1月13日より、全国ロードショウ。)
『新世紀、パリ・オペラ座』“L'Opera”
(2016年10月23日題名紹介『ミルピエ』でも描かれたフラン
スのオペラとバレエの殿堂を取材したドキュメンタリー。実
は21世紀に入ってオペラ座では様々な改革が行われており、
それを推進して行く経営陣らの姿が中心に描かれる。その中
ではロシアの若き歌手を抜擢する話や、予定された歌手の出
演が突然キャンセルされて急遽他の歌手を探す話など、正に
現場という感じの話題も紹介される。その一方で子供たちを
音楽に親しませるための取り組みなど、組織としてのオペラ
座の全貌が描かれる。そしてその間に、「タンホイザー」や
「ドン・ジョヴァンニ」などの様々な名曲が挿入され、音楽
ファンにも恰好の作品になっている。公開は12月9日より、
東京はBunkamura ル・シネマ他で全国順次ロードショウ。)
『映画キラキラ☆プリキュアアラモード
パリッと!想い出のミルフィーユ!』
(2017年3月19日題名紹介『映画プリキュア・ドリームスタ
ーズ!』に続く現在放送中のシリーズからの劇場版。今回は
先輩の助けは借りずに、現行のメムバーだけで戦いを挑む。
物語の舞台はパリ。そこで開かれるパティシエコンテストに
出場するメムバーたちだったが、中心となるシエルが修業時
代の師匠と再会した時から調子がおかしくなる。そしてとん
でもない事件が起こってしまう。ゲスト声優にテレビ『サボ
リーマン甘太郎』などの尾上松也。キメ台詞はないが、テレ
ビのままの喋りは面白かった。まあ他愛もないお話ではある
けれど、友情の大切さなど子供に伝えたいメッセージはしっ
かりと描かれていたものだ。公開は10月28日より、東京は新
宿バルト9他で全国ロードショウ。)
を観たが、全部は紹介できなかった。申し訳ない。
またこの週は、東京国際映画祭上映作品の事前試写も行われ
たが、その紹介は閉幕後に纏めて行うことにします。
10月22日(日)
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