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On the Production
by 井口健二
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■第116回
ルト的な人気を得ているとも紹介されていた。
その作品の映画化を、映画版“X-Men”が終了した今、満
を持して発表したもので、製作には大作専門のアキヴァ・ゴ
ールズマンが当たることになっている。また脚色には、アダ
ム・ターナーという新人が起用されているが、ゴールズマン
は、「ターナーのユニークな感性は、ちょっとオフビートな
この作品にはピッタリな人材だ」と信頼を表明しているもの
だ。因に、ターナーは先にライオンズゲイトにティーンズ・
ホラーのオリジナル脚本を売ったところだそうだ。
なお、登場するキャラクターとしては、天才的な戦略家で
もある車椅子のチーフの外、身体を伸縮できる少女エラステ
ィ・ガールや、1分間を限度に自分の身体を離れ純粋エネル
ギーとなって活動できる男ネガティヴマン、脳をロボットに
移植された男ロボットマンなどがいるようだ。また、その後
にもいろいろなメムバーが参加することになっており、メム
バー内でのロマンスや結婚などもあるとのこと。ただし物語
は、“X-Men”よりダークで、ハードなものだそうだ。
* *
次もコミックスの話題で、1940年代にウィル・アイスナー
によって発表された“Spirit”という作品の映画化に、自作
の『シン・シティ』ではロベルト・ロドリゲスとの共同監督
で物議を醸したグラフィック・ノヴェル作家のフランク・ミ
ラーが、今度は単独で挑むことが発表された。
内容は、セントラル・シティと呼ばれる都会を舞台に、死
んだと信じられている探偵が、仮面のヒーローとなって活躍
するというもの。そしてこの映画化権は、2001年の『ウェデ
ィング・プランナー』などを手掛けたオッド・ロッドという
製作会社が、2004年にアイスナーと契約していたものだが、
超能力も持たず、変身もしないヒーローということで、大手
からは敬遠されていたのだそうだ。しかしミラーの参加で新
たな方向性が生まれたとされている。
なおアイスナーは昨年亡くなっているが、ミラーは生前に
親交を持ち、共同で物語も創作していたようだ。そのミラー
が脚色と監督を手掛けるものだが、ミラー自身は、最初は自
分にはできないと思っていたそうだ。しかし他人にやらせる
訳にも行かないと考えて参加を決意、「自分は、この物語の
ハートとソウルに完璧に沿った作品を作り上げる。それはノ
スタルジックなものではない。人々が期待しているよりも、
ずっと恐ろしいものになるはずだ」と抱負を述べている。
しかし、その一方でミラーからは、「自分は、ロドリゲス
が『シン・シティ』のフィーリングを捉えたのと同じやりか
たで、“Spirit”に対するつもりだ。アイスナーが描いたこ
の街にはロマンティックな要素もあるし、楽しい面もある」
との発言もされている。なお情報によると、アイスナーの原
作には、ミステリーからホラー、コメディ、ラヴストーリー
などいろいろなジャンル要素が詰まってということで、全く
一筋縄では行かない作品のようだ。
また、映画製作には『バットマン・ビギンズ』を手掛けた
バットフィルムが参加しており、ということは、配給はこれ
もワーナーが行うことになりそうだ。因に原作は、DCコミ
ックスから単行本で再刊されているものだ。
ただしミラー自身は、現在は“Sin City 2”の脚本を執筆
中ということで、本作はその後になる。その“Sin City 2”
の製作は、ロドリゲス+クェンティン・タランティーノ監督
の“Grand House”の撮影完了待ちとのこと、またミラーは
“Sin City 2”のエヴァ役にアンジェリーナ・ジョリーの出
演をまだ希望しているようだ。
* *
続いては、前回1963年の監督作品『鳥』のリメイク(?)の
情報を紹介したアルフレッド・ヒッチコックの関連で、サス
ペンスの巨匠の若き日を描くサスペンス作品が、来年1月の
撮影開始に向けて準備されている。
作品の題名は“Number Thirteen”。内容は、ヒッチコッ
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08月01日(火)
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