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On the Production
by 井口健二
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■第12回+光の旅人、コラテラル・ダメージ、フィスト・オブ・フューリー、E.T.、パコダテ人
映画化があり、今回が3度目となる作品だが、ワーナーでは
長年シュワルツェネッガーの主演で映画化を希望していた。
しかし“T3”に加えて上記の2本を先行させるということで
シュワルツェネッガーの主演は断念され、替って当初から共
演者として発表されていたスミスの主演が決まったものだ。
なお、シュワルツェネッガーは製作者として残ることになっ
ている。またこの結果、製作が早まることになり、マイクル
・ベイの監督で03年夏の公開を目指して製作されることにな
るということだ。
* *
お次は続報で、第9回で紹介したクェンティン・タランテ
ィーノ監督、ユマ・サーマン主演の“Kill Bill”で、報告
されていた共演のダリル・ハナとルーシー・リューの役柄が
発表された。
それによると、ハナの役柄は、前回紹介した通り主人公に
協力する女殺し屋(報道ではネメシス=復讐の女神と紹介さ
れている)ということだが、面白いのはリューの役柄で、役
名がOren Ishi:Queen of Tokyo Yakuza だということだ。
Queen というのは、ただの姉御か、それとも女親分か。それ
から名前(?)の「おれん」は、多分「お恋」か「お蓮」と
いうことになりそうだが、苗字(?)の「いし」というのは
「石」なのだろうか。
そういえば、ドイツで発行されている超長編SFシリーズ
『ペリー・ローダン』には、昔「イシ・マツ」という日本人
女性がいたが、その流れだろうか。それに昨年アメリカで放
送開始された『スター・トレック』の新作でも、「ホシ・サ
ト」という日本人の役名があるが、こういう名前が西欧人に
とって判りやすい日本人女性の名前のようだ。
なお、撮影はカリフォルニアと、中国、日本、それにメキ
シコで行われる予定ということで、前回紹介したトム・クル
ーズの前に、タランティーノ監督とサーマン、リューらが来
日することになりそうだ。また、追加のキャスティングで、
ジャクリーヌ・ビセットの出演も発表されている。
* *
続いてはまたもやテレビシリーズからの映画化の計画で、
49年の放送開始というから最も古い連続テレビドラマの一つ
で、50年から記録されている視聴率のランキングでは、最初
の50−51年シーズンに連続ドラマでは唯一ベスト10入りを果
たした30分西部劇シリーズ“The Lone Ranger”(ローン・
レンジャー)を映画化する計画が、『チャーリズ・エンジェ
ル』のコロムビアから発表されている。
ロッシーニ作曲の『ウイリアム・テル序曲』をテーマ音楽
にするこのシリーズは、先に映画化が進められている“The
Green Hornet”と同様、元々はラジオシリーズで始まり、そ
の後、連続活劇を経てテレビ化されたものだが、50−51年の
視聴率は平均で41.2%を記録するなど、大変な人気を誇って
いた。なおテレビシリーズの主演は、57年に終了するまで途
中2シーズンを除いてクレイトン・ムーアが勤め、このムー
アの主演で50年代に2本の劇場映画も製作されている。
物語はテキサスが合衆国に併合された頃、人々の生活を守
るため6人の男たちがテキサスレンジャーを組織した。しか
しある日、彼らは悪人たちの待ち伏せにあって倒されてしま
う。だがその内の一人ジョン・リードは、インディアンのト
ントに助けられ、その後はマスクを付けて顔を隠し、仲間を
襲った悪人たちを追いながら、トントと共に、ただ一人のレ
ンジャーとして人々を守り続けたのだ。
ということで、半分実話半分フィクションのような物語だ
が、テキサスレンジャー自体は今も組織されており、その精
神は現在も生き続けている。そこでこの映画化も、その組織
の支援の下に行われるということで、映画化に漕ぎ着けるま
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04月01日(月)
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