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On the Production
by 井口健二
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■第4回+スパイ・キッズ、恋ごころ、スパイ・ゲーム、息子の部屋、アザーズ、マルティナの海、ヘドウイッグ
発表、この新作の映画化権をコロムビアが獲得したことが発
表された。しかしこの新作は題名が“Jumanji 2”ではなく
“Zathura”と名付けられており、物語の中心は、実はジュ
マンジのゲーム盤の裏側に描かれていた別のゲームという設
定で、ジュマンジの舞台はジャングルだったが、今度は宇宙
空間が舞台となるというものだ。            
 この展開にコロムビアとしては、当然この新作の方を続編
の“Jumanji 2”として製作する意向で、すでにMTVの企
画製作などを手掛けるエリック・フォーゲルと契約して脚色
を依頼、02年秋の製作開始を目指して準備を進めることにし
ている。一方、宙に浮いてしまったドン・ライマーの計画に
対しては、さらにこれを“Jumanji 3”にしようという方向
で計画が進められることになるようだ。ただしライマーの計
画を“Jumanji 2”として残し、 “Zathura”は独立の作品
として進める可能性も考えられているということだ。   
 最近、また『ハリー・ポッター』の大ヒットで、各社は単
なる続編よりさらにシリーズ化を狙える作品を血眼になって
探している状況だが、元々シリーズになっている場合は別と
して、原作者本人がシリーズ化を進めてくれるケースは、ト
マス・ハリスの『ハンニバル』のような場合を除いては珍し
い訳で、今回、予想外の展開でシリーズ化が実現できること
になった『ジュマンジ』について、コロムビアではこのチャ
ンスを大事に活かしたいとしている。          
 なお、コロムビアではもう1本、“Charlie's Angels 2”
の計画も進み始めている。こちらは前作の監督の McGの再登
板が発表された他、キャメロン・ディアスの出演交渉もまと
まったということだ。また、他の2人のエンジェルの出演は
ほぼ決まっているということで、これで続編の製作に障害は
無くなったようだ。なお McGは、先に計画されていた“Drea
dnought” という作品の中にジェット旅客機を撃墜するシー
ンがあり、9月11日の事件との関係で製作延期となったため
に、替りにこの作品が選ばれたそうだ。         
         *       *         
 続いて、前回は『マッハ Go!Go!Go!』の情報をお伝えした
が、今回もまた日本製テレビアニメーションからの映画化の
情報で、今度はコロムビアで計画されている“Astro Boy”
こと、手塚治虫原作『鉄腕アトム』の映画化に強力な助っ人
が参加することになった。               
 この計画は、コロムビアが97年のアメリカ版『ゴジラ』に
続いて発表したもので、ちょうど『スチュアート・リトル』
の製作も進められた頃ということもあって、アトムをCGI
で制作するなどの概要が発表されていた。しかしその後は、
脚本を『アンツ』のトッド・オルコットが手掛けているとい
う情報があった程度で、具体的な話はなかなか伝わって来な
かった。この計画に、先にフォックスからジョニー・デップ
主演の“From Hell”を発表して2600万ドルの興行収入
を記録したプロデューサー、ドン・マーフィの参加が発表さ
れたもので、これでいよいよ本格的な製作がスタートするこ
とになるようだ。                   
 なおマーフィは、元々はコロムビアに本拠を置いて98年の
『ゴールデン・ボーイ』なども手掛けていたが、最近では外
部の仕事が目立っていた。因に、今回のコロムビアの発表で
は、ドン・ウィンスロー原作のミステリー作品“A Cool Bre
eze on the Underground”の映画化計画と一緒に報告されて
いるが、この他にニューラインでマーヴェルコミックス原作
の“Iron Man”を計画しており、また、ジム・ヘンスンとの
共同で、岩明均原作の和製コミックス『寄生獣』(アメリカ
題名“Parasyte”)の計画も進めているということだ。  
 さらにマーフィは、ニッケルオデオンでクライヴ・バーカ
ーの原作による“Ecto-Kid”の計画も進めている。この作品

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12月01日(土)
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