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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File133】海猿≠ノ負けるな!自衛隊全面協力・・・航空救難隊参上!!
『よみがえる空 ―RESCUE WINGS―』
2006年1月8日から3月26日にかけてテレビ東京系及びAT−Xにて深夜に放送された航空自衛隊小松基地の航空救難隊を舞台にしたアニメ「よみがえる空 −RESCUE WINGS−」(全12話/DVD版は全13話)。ジェット戦闘機パイロット志望で航空自衛隊に入隊した主人公(男)が、自分の希望とは裏腹にパイロット養成選考過程で救難ヘリコプターの操縦士に志望変更されてしまう。同期の友人が希望通りイーグルドライバー(F15戦闘機パイロット)になる中、それでも何とか自分を納得させて配属先の小松基地に着任。そんな中、着任早々、大規模災害が発生し、災害現地に向かうこととなる・・・縁の下の力持ちの地味なレスキュー部隊、小松救難隊。そこは厳格な先輩パイロットや屈強な救難員達、メカフェチの女性整備員など、ひと癖もふた癖もある隊員達の巣窟だった。しかしレスキュー隊のベテラン隊長が率いる彼らこそ、実は日本で最も優秀な救難部隊だった。意に沿わない救難隊の仕事に反発していた主人公だったが、航空事故、山岳遭難、震災など様々な救難ミッションに関わっていくうち、レスキューにやりがいを見い出して行く。
公式HP http://www.rescue-w.jp/

日本で最も優秀な救難組織である航空自衛隊航空救難団。それゆえに彼らは救難活動が非常に困難な状況下で出動する。いろいろな救難組織(地方自治体の警察や消防のレスキュー組織、海上保安庁、山岳警備隊等)が救出不可能と判断した場合に限り出動要請が出る(要請が出ない限り行動は許されない)ため、救難団は救難活動最後の砦≠ニ呼ばれている。彼らが救助出来なかった場合、その現場での次なる救難活動の手立ては無い。そのため救難団のパイロットや救難員(メディック)には非常に高い技術と能力が要求される。特に救難員(メディック)は、いかなる状況下でも要救助者を救出できるように、陸上自衛隊のレンジャーや海上自衛隊のダイバーら精鋭と同等の教育訓練課程を習得しなくてはならない。まさにレスキューのエキスパートである。

アニメ版オープニング(ノンクレジット)


アニメ版プロモーション


アニメを使用した航空自衛隊航空救難団CM@


アニメを使用した航空自衛隊航空救難団CMA


『空へ―救いの翼 RESCUE WINGS―』
アニメ版『よみがえる空 ―RESCUE WINGS―』が、自衛隊の全面協力により実写化!2008年12月13日公開。監督は「ゴジラ」シリーズの手塚昌明。アニメでは主人公は男性パイロットだったが、女性パイロットに変更され、15歳の新人、高山侑子が演じている。
 母を救った航空救難団に憧れ、女性初の救難ヘリUH−60Jの新人パイロットとなった川島遥風(はるか)。苛酷な訓練に耐え、感傷を捨てなければ全う出来ない人命救出の任務の厳しさを知り、荒れ狂う海へ、突風渦巻く断崖へ、強風吹きすさぶ離島へと出動する。彼女は葛藤しながら「救えないこと」の辛さを乗り越え、救難ヘリ操縦士としての覚悟と誇りを育んでゆく。ある日、航空自衛隊F15J戦闘機がレーダーから消えた。遭難したパイロットの救出に向かった遥風は、燃料の残量と闘いながら、命懸けのミッションを突き進む・・・。

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11月09日(日)
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