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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File116】外伝・・・おたくたちの大和〜大和ロケセット野戦OFF従軍記・・・巻二
遥か300km以上の行程を乗り越えて、後輩伍長殿と私ATFは遂に尾道市向島の日立造船向島工場跡に辿り着いた。そして遂に旧日本帝国海軍の至宝との対面の時は来た!・・・春休みで観光客で溢れ返る最悪の状況下、私ATFは予てより抱いていた軍ヲタ的願望(既にバレバレですが・・・大汗)を果たして成就させる事が出来るのか?・・・それでは【開演ブザー】・・・今回も携帯電話の電源はそのままで・・・【前回同様、文中の様々な書き込みには資料的価値は全くありません・・・(^o^;A】

【大和ロケセット野戦OFF・・・おたくたちの大和[三種軍装で記念撮影編]】
5分程の短い旅は終わり、我々を乗せたシャトルバスは、日立造船向島工場跡の海側に面したドックヤード区域へと到着。シャトルバスの前後の昇降口のドアが開き、乗客たちは一斉に降車し始めた・・・周囲には聳える巨大クレーンを除けば、暑いくらいの日差しを遮る建造物は全く無い。そんな中を、人々は係員に誘導されるまま歩み始めた・・・料金は一体何処で払うのだろう・・・私ATFは先ほどからその事ばかりが気になっているのだが、一向にその気配はなかった・・・
【画像12】
[画像左上]シャトルバスを降りた我々の前方には聳え立つ一基の巨大クレーンが・・・しかし目を凝らして見ると、その向こうには・・・
[画像右上]係員に誘導されるまま、観客たちは前方の仮設足場に設けられた急な階段へと進んで行く・・・その横には仮設テントが張られ料金支払所のような窓口が設置されているのだが・・・まだ料金を支払う様子はない・・・
[画像左下]係員に誘導されるまま仮設の階段を昇って行く観光客一行・・・ちょっと老人や子供には勾配が急で危ないのでは、と思えるくらいの、良く建設現場等で見かける簡易階段だった・・・
[画像右下]そして階段を昇り切った我々の前に突如姿を現したものとは・・・紛う事なき帝国海軍軍艦の証したる艦首の菊の御紋章・・・遂に戦艦大和(セットだけど・・・)が我々の前に、その偉大な姿を現した!・・・その威光に圧倒された観光客たちは、一様にカメラを取り出し一心不乱に記念撮影を始めていた・・・
【画像13】
[画像左上]画像が小さく、その威容をお伝えできないのは誠に残念の極み・・・明るい日差しを浴び、燦然と照り映える菊の御紋章は、嘗ての帝国海軍の栄華を顕しているかの様であった・・・
[画像右上]艦首横には無造作に団体観光客の記念撮影用に設置された簡易ベンチが置かれており、まるで流れ作業の様に菊の御紋章をバックに、次々と団体観光客たちの記念撮影が行なわれていた・・・その場所から大和ロケセットの全貌が始めて姿を現す・・・既に艦上には大方の予想通り、溢れんばかりの観光客たちの姿があった・・・
[画像左下]天佑神助・・・一瞬仮設足場上の艦首部分の前から観光客が誰もいなくなった・・・早速後輩伍長殿に我がデジカメを託し、私ATFは艦首菊の御紋章の前で立ち位置を確保した・・・そう、これが今回の大和ロケセット野戦OFF作戦における私ATFの最大の目的・・・これぞ軍ヲタ的願望の極み!旧海軍三種軍装を着て大和ロケセット艦上で記念写真に納まると言う事なのであった!・・・
[画像右下]本来ならば、旧海軍の軍服と言えば一般的に思いつくのは濃紺の一種(冬用)軍装や白の二種(夏用)軍装であるが、私ATFは根っからの三種軍装ファンであり、これぞ私服・・・いや至福の一枚なのであった!(尚三種軍装を着ていた事は、幸か不幸か私ATFにとっては後々良い?結果をもたらすのであった)・・・
【画像14】
[画像左上]艦首菊の御紋章を後にした我々は、仮設足場を降りると誘導路に沿って進んだ・・・ここでやっと料金所に至り、乗艦料を支払う・・・これで安心して乗艦し、見学に邁進出来るってものだ・・・この料金所を始めセットや施設各所で係員として従事している方々は、殆んど尾道市民のボランティアなのだそうだ・・・流石は映画の街、尾道である・・・
[画像右上]料金を払い終え、いそいそと大和艦上へと進む我々の前に、遂にその巨大な主砲塔が姿を現した・・・多くの観光客が、この場所で記念写真をとりあえず一枚は撮影する記念写真ポイントである・・・

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04月08日(土)
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