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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File013】A TANK NAMED LULUBELLEルルベル≠ニいう名の戦車
さて、戦争映画についてアレコレ御託を並べておりますが、戦争映画ファン諸氏から戦車を出さんかい・・・≠チてお叱りを受けそうなので(爆)取り敢えず第一弾と言うことでカキコんでみたいと思います。
賢明なる戦争映画ファン¥博≠ネら戦車≠フ登場する映画は・・・って聞かれたら「バルジ大作戦」「パットン大戦車軍団」「ヨーロッパの解放」「遠すぎた橋」・・・などと次々にタイトルを挙げる事が出来るでしょう。かのNo.1戦争映画サイト「CROSS OF IRON」にて立てられてる「戦車の登場する映画会議室」には、現在約250タイトルもの作品のトピックがカキコまれてます。って事は、日本未公開の作品など考えると戦車≠ェ登場する作品はそれ以上あるって事でしょう。まあウジャウジャ戦車が登場してドンパチ繰り広げるだけなら色々作品名をあげる事が出来るんですが、ここはひとつ、たった一両もしくは数両の戦車が印象深く登場する作品について考えてみましょう。ちょっとディープなあなたの知らない?戦車の世界 ANOTHER TANK WORLD≠ヨ、さあいらっしゃい。

【サハラ戦車隊】
ハンフリー・ボガード主演作品ですが、これほど登場する戦車M3リー戦車≠ェ印象強い作品もないでしょうな。M3戦車なんてアフリカ戦線でチョッチ活躍(あと英軍仕様グラントタイプとか)したか、レンドリースでソ連に送られたとか・・・でも、この映画のお陰でタミヤからプラモが出たのではってくらい印象深い作品ですよ。もはや俳優のひとり(いや一両か)っても過言ではない。戦線の混乱で砂漠の中で立ち往生する米軍ガン軍曹指揮のM3戦車ルルベル号(ピーターパンに登場する妖精って、あれはティンカーベルか)≠ニハリディ軍医指揮の英軍野戦病院の生き残り一行(およびスーダン歩兵大隊のタンブル准尉とその捕虜のイタリア兵と撃墜される独パイロット・・・名前忘失)が砂漠のド真中の井戸(この井戸が曲者)で独歩兵一個大隊と激戦を展開・・・まあストーリーはみなさんご存知でしょうからこの辺にしときますが、とにかく戦車ファン必見≠フ作品です。そうそう「デザート・ストーム」って、何だか湾岸戦争モノみたいなタイトルのリメイク版(1995:ジェームズ・ベルーシ主演)が出てますが、ストーリーは忠実にリメイクされてて人物描写は旧作より良いかもしれません。見比べてみては・・・オススメ作品です。

【鬼戦車T34】
ロシア軍ファン、特に戦車ファン涙モノの作品ですな。こんなにジックリT34戦車が見れるって幸せを感じさせてくれる作品です。独軍の捕虜になったロシア戦車兵が、対戦車砲の標的戦車を乗っ取って脱走するお話。ラストシーンが中々重い作品です。まあ一種のロードムービーって言えなくもないですな。でもなんでT34/76(いろいろな型式が混じって登場してるそうですが)なんでしょうか・・・/85のほうが砲塔もでかく、砲身も長くて強そうに見えちゃうからでしょうか。ドイツ週間ニュースでT34/85の残骸を標的にして対戦車砲の試験射撃をしているシーンをみたことありますが、サスのヘタッタいかにも大破した戦車を使用してましたが・・・。原題は雲雀≠ナす。どっから鬼戦車≠ネんて発想が・・・。すんなり脱走成功させてくれないところが、ハリウッド映画と違うとこですか。でも邦題タイトルもピッタリって思えてくる作品です。

【第27囚人戦車隊】

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11月20日(火)
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