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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File009】この橋%nるべからず、再び・・・
さて前回の書き込みでは、メジャー作品に登場する橋≠ノついて述べてみました。おいおい「パンツァー鋼鉄師団」もメジャー作品か?って。でも戦争映画ファンなら、みんな知ってるでしょ、タイトルくらいは・・・。いわゆるリトルメジャー∞ビッグマイナー≠チてヤツね。と言う訳で、今回もみんなが知ってる?戦争映画に登場する橋≠フお話です。
【壮烈ブランデンブルグ】
独軍の特殊部隊として独ソ戦初期に活躍するブランデンブルグ師団のお話ですが、物語の終盤に、独軍部隊の進撃路を確保する為、ロシア兵に変装して敵地奥深く潜入、目標の橋を無事占拠、作戦は成功したかに見えますが・・・哀れ、味方の攻撃によって部隊は全滅・・・本物のSdkfz.232八輪重装甲車が1シーンだけ登場。これだけでも観る価値あり。
【戦争のはらわた】
ストランスキー大尉の策略により、戦線に取り残されたシュタイナー小隊が脱出する際に渡る橋*リ製の橋≠ナすが結構大きい。正確には、シュタイナーたちは河の中を渡るのですが。でもって、戦争映画のお決まりの如く、警備兵はあっけなくやられちゃいます。そして対岸には、あのロシアのお姐さん部隊が・・・。
【ネレトバの戦い】
独軍に圧され気味のユーゴ・パルチザン最後の撤退路にあるのがネレトバ河≠ノ架かる鉄橋。結局、パルチザン側によって爆破され、独軍の重火器渡河を防ぐのですが、おかげでパルチザン側のなけなしの火砲や装甲トラクター?なども河の藻屑≠ニなるのでした。にしてもユーゴの方々がいつもながらにMG42を軽々と担いで撃ちまくるのには感動・・・。
【ナバロンの嵐】
こちらもネレトバ河≠ノ架かる鉄橋?「強固な岩盤の上の橋郭の為、爆破は困難」とは爆破の名人ミラーの弁。行き着くところが、上流の巨大ダムを爆破して水流の力で、一挙に橋≠潰しちまおう・・・という結論。いよいよ独軍の進撃が開始され・・・その後はご存知の通り。「下流に住む人々はどうなったんだろう」という疑問はさて置き、ロック・ハドソン主演の「要塞」じゃ、子供たちでもダムが爆破できちゃうんだけど・・・。
【風雪の太陽】
同じくユーゴ・パルチザンを描いた作品。チトー大元帥役はリチャード・バートン。こちらは、渓谷の激流に架かる一本の木橋が舞台。人一人やっと渡れるくらいの橋です。独軍機の爆撃により、人やら馬やらが河に流されるシーンはハラハラ物です。
【フロント・ライン戦略特殊部隊】
フィンランドの対ソ連戦を描いた佳作。フィンランド版銀輪部隊のお話です。戦線背後を偵察中、破壊された橋≠ノ踏み板を渡すため、兵士の一人が真ッ裸になって対岸まで泳ぐところが凄い。せめて下着くらい付けたら・・・と心配してしまう観客なのでした。
【クロス・マイ・ハート】
独占領下のフランスの片田舎の町で、学校のマドンナの気を引くため、地雷(不発弾?)を使って独軍の守る橋≠爆破してしまう逞しき悪ガキ≠スちのお話。う〜む、何て言っていいものやら〜。
【ザ・パッセージ死の脱走山脈】
有名な科学者をピレネー山脈を越えてスペイン側に脱出させるバスク人老ガイド(アンソニー・クイン)のお話。フランス・スペインの国境に流れる渓谷に架かる鉄橋越えが、物語中盤の見せ場。でも何と言っても、この作品一番のインパクトは追跡する独親衛隊将校(マルコム・マクダニエル)の鉤十字刺繍入りパンツ≠ノ限るんじゃないでしょうか・・・。でもこの人、雪崩に巻き込まれても死ななかったのに、老ガイドの暗示に罹って、呆気なく死んじゃうんだもんな〜。
【ブリッジ・トゥ・ヘル】
これも凄い「ビッグ・マイナー」な作品。都合2ツの橋≠ェお話のメインとなります。前半の橋≠ヘユーゴ・パルチザン飛行隊の猛攻に遭い、最後は特攻攻撃によって破壊される、と言う将に「二次戦版トコリの橋」でも悲しいかなこのシーンは「荒鷲の砦・パルチザンスコードロン」のフィルムの使い回し。登場する独軍20mm四連装&単装機関砲が良く出来てました。
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11月08日(木)
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