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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File110】観戦記某重大事件発覚・・・疑惑のShall We タンク!【号外】
2005年6月半ば、偶然から馬鹿戦車≠フその後・・・消息が判明しました!なななんと、あの戦国61式戦車と同じ方が所有されているとの事です!戦国61式戦車は、2003年9月28日(日)にTBS系のドラマスペシャルとして放送された『さとうきび畑の唄』のドラマ内において、その勇姿が公にされる以前から、神奈川県下のスクラップ置き場で目撃された・・・などと言う噂が都市伝説の如く語り継がれていたのですが、実際これは事実で、自動車の整備・解体業を営む有限会社鈴木商店の社長である鈴木氏が所有されて・・・しかも稼動状態で・・・いました。元来映画好きだった鈴木氏は、映画やドラマで使用される車両の手配や修理・整備・解体に携わる内に、それらのコレクションを始めたそうです。そんな鈴木氏が、かの馬鹿戦車≠熄蒲Lされていた・・・とは今になって思えば、なる程な話なのですが・・・ともかく馬鹿戦車≠ェ現存していると解ってうれしい限りであります。馬鹿戦車=武国61式戦車ファンとしては、是非公開していただきたいもでのすが・・・例え有料でも・・・(溜息)。この事は、先頃(2005年6月現在)発売された『戦国自衛隊大全(岩佐陽一編/双葉社刊)』の中で記載されておりました!この本には、戦国61式戦車の製作レポートや製作工程での豊富なカラースチール写真が満載で、将に戦国61式戦車ファンにとっては必携書であります!【2005/06/24加筆】

【オマケの226戦車】
さて馬鹿戦車の車体改造のベースとなった雪上車についての重大誤記訂正については、以上の通りであるが、ここでスペースをお借りして、これまた以前の観戦記にて紹介した映画『2/26』に登場したプロップ戦車・・・通称226戦車について検証した写真があるのでご紹介しよう・・・226戦車比較図・・・以前の観戦記において、226戦車ってモデルは九二式重装甲車じゃないだろうかって断定したんだけど、その根拠を検証したのが、この写真の比較部分である。でも馬鹿戦車についての誤記を訂正したばかりで、今さら偉そうにこの写真を公開しても、こりゃ余り説得力が無いなわなぁ〜と思えて来てしまうのだが、取り合えずご紹介まで・・・それと次に紹介するのは、226戦車についての観戦記執筆当時、観戦武官のお一人から情報を提供して頂いたアームズマガジン誌1989年4月号に掲載されていたと言う226戦車の売り出し広告である。映画のクランクアップ後・・・まだ公開前・・・に、既に売り出されていたのが解る。この広告のお陰かどうかは解らないが、一両は確実に売れている事は間違い無い・・・那須の戦争博物館の車両・・・しかし、この販売価格である150万円と言う値段で本当に売れたかどうかは甚だ疑問が残る・・・。だって残り二両は結局売れなくて、最終的に『2/26』の五社英雄監督が、北海道夕張市の花とシネマのドリームランドに寄贈したくらいだから、広告を出しても暫くは三両とも売れなかったのではないか、と想像される・・・そして何よりも、幾らなんでもあの那須戦争博物館の名物館長さんがアームズマガジン誌なんて読むだろうか・・・って点。えッ誰かが読んで館長さんに教えたんじゃないか・・・って?(;・_・)う〜む・・・どう考えても広告を見てって可能性は、やっぱ低そうだなぁ・・・結局広告だけでは売れずに紆余曲折して、一両だけはなんとか那須戦争博物館の名物館長さんの手に渡り、現在に至っているんじゃないだろうか・・・多分150万円より安い値段で・・・。しかしこの広告に掲載された白黒写真のお陰で、今まで良く解らなかった226戦車の車体後部の形状が明白になった・・・!にしても、車体後面に取り付けられた三個の謎のT字型の物体って何?

今回は当初の予定を変更して急遽【観戦記号外】をお贈りしました!全く持って自身の浅学さに恐縮しております。また誤りを見逃さなかった安曇重工様の鋭い視点にも脱帽であります・・・にしても、毎度観戦記の冒頭で記しております【この書き込みに資料的価値はありません】が、身にしみてひたぶるにうらがなし・・・な今日この頃であります【意味不明】・・・【続く】

05月12日(木)
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