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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File083】戦争のはらわた外伝「我レマイヤー少尉<樗ュ見セリ・・・」【後編】
現在までに「戦争のはらわた」と「地獄のウォータイム」以外に出演が確認できたのは以上2作品。特に「戦争と追想」はビデオが全9巻もあって、イゴール・ガロ氏が何処に出演してるのか探すだけでも大変・・・と半ば諦めていたのですが、ソフトを所有されているまなぶん様≠フご協力により出演個所が判明しました。ご協力厚く御礼申し上げます。他の出演作品としては「OPERATION PARATROOPER(別題:PRIVATE WAR 1988米国)」(邦題:プライベート・コンバット/地獄の帰還兵、劇場未公開・ビデオ発売)と「CLASH(1983仏国)」(邦題:狂気/密室の恐怖地獄、劇場未公開・ビデオ発売)という2作品があるそうですが、共に未確認内容不明・・・。特に「プライベート・コンバット」の方は戦争・ミリタリーものっぽいのですが・・・。
また戦争映画ファンとしては、映画デビューの翌年に製作された「最後の鉄橋(原題:MOST1969)」も見逃せません。戦略的に重要な鉄橋を爆破する為にパルチザンの特別攻撃隊が編成され、橋の設計者が同行する事になる、と言った旧ユーゴ製国策戦争映画。イゴール・ガロ氏の役どころはBambino≠チて役ですが、この作品も残念ながら未見・・・。
以上、ざっとイゴール・ガロ氏の出演作品について書いてみました。調べていて気がついたのですが、1990年代以前の作品では製作国がYUGOSLAVIA=旧ユーゴとクレジットされているのに、それ以降の作品ではCROATIA(クロアチア)SLOVENIA(スロヴェニア)等の標記になっています。こんなところにもチトー大統領死後の旧ユーゴの国家分裂の縮図を垣間見る事が出来ます。
さて長々と書き込んでしまいましたがマイヤー少尉=イゴール・ガロ#サ明の顛末、如何がだったでしょうか。ほんの偶然の思いつきが、回りまわって運命の扉を開かせ、戦争映画史上世紀の大発見≠ノ繋がるまで・・・本当に運命のめぐり合わせとは不思議なものです。しかしまだ、何故マイヤー少尉役としてイゴール・ガロ氏の名前がクレジットされなかったのか・・・という謎≠ヘ残ったままですが、何時の日かその謎≠燒セらかになる事を祈って、この辺でペン・・・いやキーボードを置かせて頂きます・・・ってオイオイ、発端となった「鷲は舞いおりた」の謎≠ヘどうなったかって?それに重大な誤り≠チて何だよ?・・・そうなんですよお客さん、やっぱ覚えていましたかぁ・・・やぁ、まいったなぁ、ヘッヘッヘッ!(照れ笑い)いやね「鷲舞」日本版ビデオでカットされていたシーン、ちゃんと3ヶ所発見したんですよぉ・・・日本版と安曇重工様から頂いた英国版を全部見比べてね(@教会での戦闘開始前に米軍の司令官ビット大佐が単身降伏勧告に行くシーンA作戦失敗の報告の後ラドル大佐が副官を逃がすシーンBデブリンが2匹の犬を手に入れるシーン・・・なんですけどね)そんでもって意気揚揚と我が後輩伍長Unteroffizier氏にメールを入れたんですよ。これでマイヤー少尉発見≠ノ続く大手柄・・・騎士十字章に柏の葉が付けられるぞッ・・・ってね!そしたら後輩伍長Unteroffizier氏から早々と返信メールが来たんです・・・「日本版DVDには、ちゃんとそのシーンは収録されていて、英国版と同じ収録時間ですよ」って・・・どッか〜ん!(自爆・・・ATFは「鷲舞」日本語版DVDは未見)歴史は何時の時代も99%の無駄によって成り立っている・・・by.ATF【続く】
※今回のマイヤー少尉探索に当たり、多大なるご協力を頂いた安曇重工様、並びにCOI掲示板・戦場を駈ける掲示板にご祝辞をいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
04月06日(日)
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