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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File082】戦争のはらわた外伝「我レマイヤー少尉<樗ュ見セリ・・・」【前編】
第二次湾岸戦争・・・(イラク戦争って言うんでしたっけ)も、アメリカ軍・・・ていうかブッシュ大統領以下上層部の当初の考えとは裏腹に色々齟齬が発生している様ですね。誤射や同士撃ち、伸びきった補給線により後方の支援部隊が襲われ戦死者や捕虜がテレビに映されたり、無敵?の地上攻撃ヘリのアパッチが民兵の旧式ライフル(独軍のkar98k?)で撃墜されたり(実は事故による不時着らしいが)兵力増援が決まったり・・・米陸軍士官学校ウエストポイントには「攻撃開始後、最初に戦死するのは兵士ではなく作戦計画≠ナある」と言う格言があるそうです・・・まぁ何事も思った通りには進まない・・・って事ですかね。アメリカ兵の捕虜の映像が放映され、ビビったブッシュ大統領が現地軍の作戦計画に口を出したとか、ブッシュパパが経営する投資会社の投資先には大手の軍事産業企業が名前を連ねているとか、副大統領は元油田火災消火の専門会社に勤めていた・・・とか、全く話題には事欠きません。中でも川岸の草むらに潜んでいるという、脱出した米軍パイロットをイラクの兵士や民衆が依って集って追いつめる映像はショッキングでした・・・もうキツネ狩り状態(でもヤラセっぽかったなぁ)しかしまぁ、たったあれだけ(失礼)の人数の捕虜や戦死者の映像で、天下のアメリカが大騒ぎするとは、時代が変わったものです。メディアの力は偉大なり・・・中でもアフガニスタン紛争の時から目立っていたカタールの独立(非公営)系衛星テレビ局アル・ジャジーラ(半島)=u中東のCNN」なんて呼ばれたりしてます。レポーターが如何にも素人っぽくて良いじゃないですか・・・戦争がテレビで中継されるようになったのはベトナム戦争からですが、ベトナムや朝鮮、第二次世界大戦でも、ひとつの作戦で戦傷者が多すぎ世論の攻撃の的にされ、解任・更迭の対象とされた指揮官は結構いますけどね。米中央軍(中東方面を担当する米軍の作戦運用組織で、平時はスタッフのみで編成されているが、有事には各種部隊を指揮下に置き、指揮運用する上級司令部)司令官(フランクス大将でしたっけ・・・なんかファランクスみたい)も大変ですな・・・24時間自分の作戦指導を世界中で観られてるんですから。そう言えば先日、第一次湾岸戦争時の中央軍司令官シュワルツコフ元大将(銀星章3度・銅星章3度・殊勲章1度・英国名誉ナイト爵って叙勲歴からしても凄い戦歴)がNBCテレビに出演してました。氏は湾岸戦争終結直後に退役、今ではスターブライト財団(かのスピルバーグ監督が設立した、世界中の難病と闘う子供達を援助する為に病院を経営したり、チャリティー事業を行っている団体で、ニコラス・ケイジやロビン・ウィリアムスなどハリウッドの有名俳優たちも会員に名を連ねている)の会長だそうです。なんか軍人とは180度違う人生ですな!そう言えば現代科学の最先端に位置する宇宙飛行士には、後に聖職者になった人物が多いですが・・・さて、こんなご時世に何なんですが、私ATFにとっては非常に嬉しい出来事がありました。長年・・・と言っても一年かそこらの事ですが、ずっと胸に詰かえていたモノが取れて、非常にスッキリした気分なのです。20世紀戦争映画史上最後の謎・・・多くの名だたる戦争映画ファンたちが挑み、そして敗れ去って行った(オイオイ)もはや解明は不可能・・・もし解明できれば柏葉剣付騎士十字章、或いは金鵄勲章また議会名誉勲章さらにビクトリアクロスそしてソ連邦人民英雄とまで言われた(オイオイオイ)・・・ソレは、意外な偶然の重なりと運命の導きによって、私ATFの眼の前に、その姿を現した・・・のでした。それでは【ドキュメント「我レマイヤー少尉<樗ュ見セリ」】をお楽しみ下さい。あッそうそう、今回は携帯電話の電源はそのままで・・・。

マイヤー少尉を捜し出せ・・・

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03月30日(日)
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