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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File117】外伝・・・おたくたちの大和〜大和ロケセット野戦OFF従軍記・・・巻三
[画像右下]これは私が購入した大和ラムネ≠ネる商品。入れ物はガラス瓶ではなくペットボトル・・・上に巻かれた紙は、なんと複製された当時の新聞と言った凝り様!何でも旧海軍の艦艇に搭載されていたラムネ製造機は、呉市のラムネ製造メーカーで大正14年創業の中元本店と言う会社の創業者が考案したものだそうで、この大和ラムネ≠ヘ、その創業当時のレシピを基に再現されたらしい・・・兎も角お陰さまで「ラムネ」という名称の語源は「レモネード」だと言う事を始めて知った私ATFであった・・・
【画像41】
[画像]これは私ATFが購入した海軍さんの珈琲「男たちの大和」期間限定オフィシャルバージョン▼・・広島県呉市で珈琲一筋46年の昴珈琲店のオーナーが、常連だった元大和乗組員の方の話を基に試行錯誤と試作、試飲の繰り返しの上にようやく再現に成功したコーヒーとの事・・・昴珈琲店サイトにて通販可能です

続いては大和ロケセットに関するもの・・・
【画像42】
[画像上]少年特年兵たちの大和着任シーンの撮影風景・・・画像からも解る通り第一副砲塔は、この時点ではまだ製作されていない・・・
[画像中左]これは大和ロケセットの2005年3月25日完成当初の画像・・・完成当初は第一主砲塔は無くまた艦首部や第一副砲塔も無かった・・・この段階で4億円もの費用が注ぎ込まれていたが「映像に奥行きを出したい」と言う角川春樹氏の一言で、更に2億円の経費と一ヶ月以上もの時間をかけて艦首部及び第一主砲塔、第一副砲塔が製作された・・・
[画像中右]大和の前部木甲板・・・画像ではよく解らないが、結構痛みが酷い・・・実際の材質は防音性や断熱性に優れたチーク材が使用されており、防腐剤として濃茶タールが念入りに塗り込められていた。沖縄特攻時には不燃性塗料で黒く染めていたと言う記録も残っている・・・
[画像下左]対岸の尾道側から撮影した画像・・・大和ロケセットの後部構造が良く解る一枚・・・
[画像下右]更に遠景より望む・・・この画像の方が造船所ドックと工場建造物、巨大クレーンと大和ロケセットの位置関係が良く解る一枚である・・・
【画像43】
[画像左上]追加製作された第一副砲塔を正面から望む・・・やっぱ恰好良いなぁ・・・
[画像右上]艦橋左舷対空兵装区画を正面から望む・・・もう堪らんなぁ・・・
[画像左下]これはネット検索中に偶然発見した画像・・・なんと第二主砲塔って、ちゃんと旋回出来るんだぁ〜ッ!
[画像右下]前回観戦記「従軍記巻二」の【画像20】右下の画像の遠景に写っていたお城の天守閣らしきものの正体とは・・・ネット検索の結果、尾道市内にある標高137mの千光寺山頂から中腹にかけて広がる千光寺公園(桜の名勝地)≠フ南西端にある尾道城≠ネる建造物である事が判明。ただし由緒ある歴史的建造物ではなく、昭和39年(1964年)に建てられた全くの観光用の施設。時の尾道商工会議所会頭が観光名所化の一環として、近世城郭の天守閣を模した展望台を建設。建築は鉄筋コンクリートの三層三階、入母屋造りの体裁を取っている。尾道駅の北側の丘陵上にあり、目立つこともあって一時は尾道市のシンボル的な存在ともなったが、結局は歴史的な背景が全くなく、逆に景観を損なうものとして賛否が問われ、1990年代に閉鎖された。現在では公開をやめてしまったため、廃墟と化している。尾道市ではこの建築物の今後の利用法に関して議論をしているが、未だ結論は出ていないそうだ・・・城郭マニアや廃墟マニアの間では結構有名なスポット・・・
【画像44】
[画像上]大和ロケセット上の見学コース順路図・・・今までに紹介した画像は殆んど青い線上の青●地点にて撮影したもの・・・他のネット上に溢れる大和ロケセット画像も大体同じ地点で撮影されている・・・
[画像下]大和ロケセットと呉の大和ミュージアムで展示されている1/10の大和模型との装備配置図をほぼ同率の画像縮尺にて比較したもの・・・如何に大和ロケセットが実物に忠実に再現されているかが、皆さんにも良くお解りいただけると思う・・・


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04月09日(日)
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