ID:47402
ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File118】十七萬接続達成記念・・・再録/よろず観戦日誌〜男たちの大和
ご存知の通り「大和ロケセット野戦OFF従軍記」を無事公開する事が出来たのですが、執筆に熱中し過ぎて十七萬接続記念の企画をうっかり忘れておりました・・・(大汗。何とかしなければ・・・と考えていたら、ふとある事を思い出しました・・・そう言えば、以前『よろず観戦日誌(現観戦武官長私室/更新停止中)』に『男たちの大和』について書き込んだよなぁ・・・って事で早速過去記事を調べたらありました!・・・2004年8月9日(月)から8月18日(水)にかけての全10話(幕)。そこでこのままネットの奥底に埋もれさせるのも勿体無い・・・いえ、決して手抜きでは(自爆)・・・今回の十七萬接続記念に託けてサルベージして再度公開決定!・・・尚『男たちの大和』関連記事は全10話(幕)だったのですが、記載文字数の関係で内3話(幕)・・・大和ミュージアム開館時の市民団体の抗議行動の件・・・は割愛いたしました。また文中記載の日時は特に年の表示がないものは2004年のものです・・・それでは恒例【開演ブザー】・・・今回も携帯電話の電源はそのままで・・・【文中の様々な書き込みには資料的価値は全くありません・・・(^o^;A】
【男たちの大和・・・映画化決定・・・巻一】
角川春樹氏・・・と言えば『メディア・出版界の寵児』と言われた出版大手「角川書店」の元社長である。今から30年前の1975年、父である国文学者の角川源義氏が1945年に創業した「角川書店」の社長に就任するや、自社版権所有人気小説と、その映画化による販売相乗効果を狙ったメディアミックス戦略を打ち立て、翌1976年に「角川映画」を設立、横溝正史原作の「犬神家の一族」を映画化し邦画界に進出した。その後「人間の証明」「野生の証明」「セーラー服と機関銃」「時をかける少女」「戦国自衛隊」など次々にヒット作を製作。1982年の「汚れた英雄」では、自ら監督としてメガホンを取った。しかし、1993年にコカイン密輸による麻薬取締法違反などの容疑で逮捕され、2000年3月に最高裁で懲役4年の実刑が確定。病気療養のため一年間の収監保留の後、2001年11月より服役・・・2年5ケ月の服役を経て2004年4月8日に仮釈放された。逮捕裁判中に「角川書店」の社長職は解任され、社長職の後任には実弟でメディアワークス社長だった角川歴彦氏が就任した。裁判中から、新たに「角川春樹事務所」を設立し、出版業のみならずマルチメディア事業、映画・ビデオ製作・企画を手がけていた。特に「ハルキ文庫」のシリーズ名で人気作家の文庫諸作品を次々に発売している。角川春樹氏は現在「角川春樹事務所」の特別顧問職となっている。さて、その角川春樹氏が今日8月9日に、久方ぶりに公の場に姿を現わした・・・都内のホテルで行われた映画「男たちの大和/YAMATO」(佐藤純彌監督)の企画発表記者会見である。実は今朝未明に角川春樹氏の実母照子さんが亡くなっていた中での記者会見だった。「男たちの大和/YAMATO」は角川春樹氏の実姉で作家の辺見じゅんさん原作の小説(ハルキ文庫刊)・・・昭和20年4月に菊水水上特攻として沖縄方面に出撃、米軍艦載機の猛攻を受けて奮戦空しく鹿児島県坊ノ岬東方沖90海里の地点に沈んだ「戦艦大和」の生存者や遺族に取材したドキュメント小説・・・を映画化する作品。2005年秋公開を目指して製作が開始される。角川春樹氏は、この映画の製作に関して私財を投じて全製作費30億円の半分・・・15億円以上を負担する意気込み。過去の角川諸作品について「これまでの映画は本を売るためなどの別の理由もあったが、今回は映画への純粋な思い」で、初めて本気で映画を作るのだそうだ・・・が、こんな意気込みで映画を作る時に限って、良くコケルんだよなぁ〜コレが!
【男たちの大和・・・映画化決定・・・巻二】
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04月15日(土)
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