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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File067】Auf Wiedersehen Steiner・・・【追悼ジェームズ・コバーン】
太平洋戦争下のオーストラリアを舞台に、猟奇連続殺人犯の米兵と、彼を精神異常者として弁護する米軍法務士官のお話。ジェームズ・コバーンが演じるのが法務士官ダネンバーグ少佐。オーストラリアの国民感情を危惧した総司令官マッカーサー将軍の判断により、軍法規を無視した死刑判決を覆そうとあらゆる手段に訴えます(大統領に直訴したり・・・)が、結局死刑判決は覆せず処刑が実施されてしまいます。他のジェームズ・コバーン演じる役柄と異なりアクションシーンは無く、一種の法廷サスペンス劇で、法解釈の正義と軍人としての命令の間で苦悩する軍人を好演していました。
その他未見の作品なんですが・・・
【卑怯者の勲章1964】
ジェームズ・ガーナー、ジュリー・アンドリュース主演による戦争ラブコメディ。ひょんな事から英雄になってしまう米海軍将校のお話です。なんと1964年のアカデミー賞で撮影賞と美術監督・装置賞にノミネートされています(白黒だけど・・・)ジェームズ・コバーンが演じるのは主人公の同僚のカミングスという少佐らしいのですが・・・実は今ネット通販で注文中なので、詳細は後日・・・
【ダーティー・ソルジャー/野良犬軍団1981】
未見の為、南米コロンビアで麻薬カルテルの上前を刎ねる連中を描いたアクション映画・・・としか解りません・・・謝
以上、今までにATFが観た(観てないのもあり・・・汗)ジェームズ・コバーン出演の戦争(戦闘)作品について感想(って程じゃないですが・・・)を書いてみました。でもやっぱり『戦争のはらわた』っすねぇ・・・その余りのインパクトの強さに他の作品は霞んでしまいます。物語の終盤、恨み重なるヤツながら、ろくにシュマイザーの弾倉も交換出来ないへっぴり腰≠フシュトランスキー大尉を引き連れ、あの独特な高笑い≠響かせながら、PPsh41サブマシンガンバラライカ≠撃ち捲るラストシーン鉄十字章の獲り方を教えてやるぜ・・・(虚覚え)≠フ台詞が、あたかも戦争映画ってものをお前たちに教えてやるぜッ≠チて台詞に聞こえてしまうATFなのでした・・・
Auf Wiedersehen Steiner!・・・【続く】
11月24日(日)
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