ID:47402
ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File063】外伝Fドキュメント土浦野戦一号作戦¥]軍記 前篇
作戦計画立案に伴い問題となったのが、前述の「活タ曇重工研究所調査部別班」情報による@戦車の試乗とA現地での糧秣確保 B現地での滞留行程であった。特に問題点@については非常に大きな危惧が予想された・・・試乗戦車の車種は、乗車方法は、整理券の配布は・・・情報が少ない為、作戦行程の設定は至難を極めた。戦車試乗≠最重要目標とした場合かつ整理券配布を想定した場合には、現地式典開場09:00時前の現場到着が望ましい・・・そうなると遠隔地よりの作戦参加は可能なのか?しかし悩んでも生姜無い・・・何事も海兵隊は臨機応変(ハートブレイクリッジ)がモットーだ・・・っとばかり、それほど悩まずに作戦案を上奏したのであった・・・。
【作戦決行A・・・作戦計画行程第四案上奏】
作戦実施案(第一案)の上奏後、再び「(株)安曇重工研究所企画室戦略課」より意見具申があった。主旨は・・・参加各部隊の損害状況(体力の消耗度)を鑑み、現地土浦で戦果報告を実施するより、早期転進による上野方面での第二戦線の構築・・・である。上野であれば、輸送交通網の状況からも次の行動≠発起しやすい。ここに至って作戦司令部は「(株)安曇重工研究所企画室戦略課」意見具申による作戦行程改案(第ニ案)を取り入れ、新たな作戦行程案を上奏するに至った。併せて一部強硬鷹派の意見としてあった、参加各部隊の体力損傷度を甚だ無視し只管敢闘精神のみで第二次攻撃への続行を図る強行作戦第三案も提案されたが、流石に参加各部隊の歴戦兵士諸士の賛同は得られず、第三案は廃案となった。そして第ニ案を更に修正(参加各部隊の体力状況を鑑み出発2時間繰り下げ)した作戦計画第四案を上奏、採用された・・・。
【作戦決行B・・・作戦命令発令・・・第一次攻撃隊編成下命】
作戦計画の決定と共に、各部隊から作戦参加表明が続く中、遂に最終的な作戦命令(COI作命第五八七号)が発令・・・(写真は作戦後新たに発見された作戦命令書)遂に作戦が発動された・・・土浦野戦一号作戦【第一次攻撃隊】と作戦名及び部隊名も正式に命銘され、参加各部隊将兵にも新たな緊張が走る・・・。
【第一次攻撃隊編成】
右突進隊指揮官/ラヴァ分隊士
左突進隊指揮官/天野兵曹殿
強行捜索隊指揮官/安曇重工閣下
第四○七七野戦病院/Hawkeye軍医大尉殿
作戦指揮別班/ATF観戦武官長
その後、部隊の増員が行われ、右突進隊指揮官付APW飛行隊長殿、野戦技術廠指揮官obisan技術大佐殿の増員が決定、ここに総勢7名に及ぶ【第一次攻撃隊】の編成が完了した。※作戦参加への決意は非常に大きかったにも関わらず日程の都合悪く今回参加を見合わせざるを得なかったCOI管理人様、兆治欧州派遣軍司令官、AKIRA情報部東欧課長、おせわさまマカロニ方面軍主席参謀、08/15先任曹長殿、Unteroffizier後輩伍長殿その他の皆様に心より感謝の言葉を贈らせていただきます。
【作戦決行C・・・ただいま絶好成らざるコンディション】
作戦決行が翌日と迫った10月19日。前日まで続いていた好天≠ヘ、打って変わって掻き曇り、風雨吹き荒れる荒天≠ヨと変貌した・・・。なんという事だ・・・作戦参謀ATFの胸に去来する不安・・・果たして作戦決行は可能なのか・・・。19日夕刻に至っても、天候は一向に好転しそうもない。作戦参加各部隊指揮官は、この状況下を如何に過ごしているのだろう・・・。このまま座して運命を赴くままに作戦中止命令を発するしかないのか・・・。ここに至り作戦司令部は参加各部隊へ確認電を発した・・・作戦参加の最終判断は各部隊指揮官の判断に任せるしかない・・・時に2002年10月19日(土曜)午後7時10分47秒・・・
発:COIさいたま方面軍司令部付作戦参謀兼観戦武官長ATF
宛:第一次攻撃隊参加各部隊指揮官
本文
気象班最新情報ニヨレバ作戦実施日ノ天候状態ハ下記ノ如シ
【省略:天気図アドレス】
現地土浦デノ敵本営ノ状況ニツイテハ明朝確認スルモ、作戦参謀ハ天候ノ
如何ニカカワラズ明日作戦発起点ニテ定刻マデ待機ス
各参加部隊指揮官ハ、各位ノ判断ニオイテ作戦参加可否ノ最終決断ヲナサ
レタシ・・・諸士ノ健闘ヲ祈ル
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10月26日(土)
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