ID:47402
ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File044】オーバーロード作戦#ュ動記念ドラマ「プライベート・ライアンとオマハの砂」
さて、この「ライアン二等兵(兵卒)救出作戦」陸軍省での戦死報発行時に偶然担当のおばさんがライアン四兄弟の三人の戦死を確認した段階(内2人は、あれだけの大作戦であるD-dayより3日目という異例≠フ速さ・・・旧日本軍なら半年は掛かるかも?)で、前例(南北戦争時の事例や輸送船で5人兄弟が一度に戦死した事例)に鑑み、マーシャル陸軍参謀総長の肝煎りで始まった訳ですが、その割にはショボイ°~出作戦で、実際に派遣されるのはミラー大尉指揮の一個分隊8名のみ。映画の中でも「針山の中から針を探すようなもの」と言ってる位だから、やっぱ1個大隊位投入し、想定される多数の降下地点に小隊・分隊単位で分散して派遣する位の配慮は必要ではないか・・・と、思うのは一般常識。やはり「たった一人のために」という前線兵士の感情に配慮した、という演出や脚本上での配慮であろうか・・・。でもやっぱ一個分隊ってのはなあ・・・作戦失敗する可能性極めて大≠カゃん。軍オタのみなさん、PC版のRPGで歩兵一個分隊指揮して、あのノルマンディーの広範囲に降下した101空挺師団員の中から、たった一人の隊員を救出・・・見つけ出す、なんてゲームになります?「コンバット」の一話完結ストーリーで、サンダース分隊がお決まりの展開でハッピーエンドを迎えるパターン位なら納得?できるけど、3時間近い大作だもんなぁ。せめて一個小隊、戦車とは言わないまでも50口径機銃搭載ウィリスジープかM3ハーフトラックで編成された(そうそう戦略大作戦のアレ≠ヒ!)戦線が入り組んでいるから、大袈裟に部隊が移動するのは危険だ・・・って、う〜む。まあ言われれば、そうだけど所詮戦争映画≠カゃん。リアルさを追求するのもいいけど、もうちょっとストーリー進展をスピーディーかつゴージャスにして欲しいなぁ。「戦略大作戦」のケリー戦闘団+オッドボール戦車隊然り「レマゲン鉄橋」のハートマン中隊¢Rり「アンツィオ大作戦」で単独ジープ一台で連合軍ローマ一番乗りを果たしてしまうロバート・ミッチャム、ピーター・フォーク等ご一行然り。と、言う訳で、モリモリ発想が浮かんできたぞ〜。納得行かないなら、自分で作っちまえ・・・って訳で、やってみちゃいました・・・独断と偏見に満ち溢れたATF版「プライベート・ライアン」の始まり始まり・・・ヴィー(開演のブザー)尚、気に入ってる設定はスピルバーグ監督には無断で、そのまま使用しまています(決して手抜きではない・・・汗)

【ATF版「プライベート・ライアン」自爆的SPRストーリー】
観戦上のご注意:物語の侵攻・・・進行はDVD版に準拠しています。

第一夜「プライベート・ライアンとオマハの砂」
chap01.墓地
フランスはノルマンディーの田舎町の一角にある戦没兵士の墓地・・・。一人の男が十字架を模った墓石の前に佇み、もう長い時間、一心に墓石を見つめている。微かに震える男の肩。泣いているのか・・・それとも・・・。そして、男の背後に近づく一団の姿・・・。手に手にツルハシやシャベルを持っている。物音に我に返った件の男は振り返ると、一団の人々を見やった。一団は男を取り囲むように立ち尽くす。男は全員の顔を見渡すと大きく頷いた。それを合図に一団は、墓石の前の地面を掘り返し始めた・・・。(オイオイ、何が始まるんだ・・・これじゃホラー映画じゃん?)

chap02.オマハ・ビーチ

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06月03日(月)
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