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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File042】インディアナジョーンズ・・・じゃなくてインディアナポリス、危険な道・・・軍艦洋画編Vol.2
と、まあ以上が物語上での主要登場人物の紹介です。まあこれら登場人物の相関を理解できれば、誠に単純明快な作品ではあります。って言うか軍艦≠ヘどうした・・・と客席からはお怒りの罵声が・・・すみません調子に乗って軍艦≠フ事を忘れてました。登場する軍艦は、トリー大佐の乗艦・提督の旗艦としてバルチモア級重巡洋艦(20cm砲三連装砲塔三基搭載)が登場。マコーネル中尉の指揮する駆逐艦キャシディはフレッチャー級の生き残りか・・・?パラ海峡海戦に出撃するため乗艦するトリー提督に幕僚の一人(パウエル中佐?)が「戦艦じゃないのか」と言う台詞に対しエディントン大佐が「船乗りと船は結ばれている」って答えるシーンは印象的。実際太平洋戦争後半では機動部隊の戦いが主となり、鈍重かつカミカゼ特攻の目標にされ易い戦艦を旗艦とするより、使い易い巡洋艦を旗艦として使用する例が良く見られますな。さてハイライトシーンであるパラ海峡海戦≠ヘ、ミニュチュア模型による特撮で、艦隊航行シーンや砲撃シーン、着弾シーンは迫力あるのですがアップシーンや被弾シーンはモロ木製模型の特徴が見え見えで、ちょっと興味が半減しますが、米巡洋艦が被弾爆発するシーンでは前甲板(砲塔2基)丸ごと吹っ飛んだりして、じっくり見てると結構面白かったりします。大和≠フ主砲が異様に太いような気がするのはちょっと・・・ですけど。それと劇中登場する魚雷艇ですが、どうもレプリカ臭い・・・。なんか動かなそうなんですよね、これ。パラ海峡海戦前哨戦の魚雷艇攻撃シーンで、トリー少尉等のPT44以外は、どうも模型の合成っぽいです。まあ、いろいろと御託を並べてみましたが、最終的にこの作品、主要登場人物が良きにしろ悪しきにしろ殆んど戦死してしまうストーリー、かつ上映時間167分・・・3時間近いという作品ではありますが「パール○ーバー」よりは楽しめる作品・・・東京への「危険な道」の始まりを描いた作品です。
【シーフォース/戦艦インディアナポリス出撃】1991制作
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05月19日(日)
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