ID:47402
ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File022】やっぱり馬≠ェ好き・・・その他騎兵篇
歴史に名高い太平天国の乱≠鎮圧した名将ゴードン将軍が、回教徒反乱軍によって迫害されているスーダン人民救援のため、要衝カーツームに立て篭もるが、英軍の応援が間に合わず玉砕するお話。ゴードン将軍役はチャールトン・ヘストン、対する回教徒反乱軍の首領マフディー≠名優サー・ローレンス・オリヴィエが演じています。主な騎兵登場の場面は、篭城の為の食料徴発隊が反乱軍に襲撃されるシーン。夜間シーンながら突撃してくる反乱軍騎兵隊を迎え撃つ守備隊。物陰に身を潜め、一度は通過する反乱軍騎兵をやり過ごして背後から一斉射撃。しかし敵は大部隊。波状攻撃で何度も押し寄せ、守備隊側の大ピンチ・・・で駆けつける守備隊側の応援。夜が明けると、当たり一面が戦死した敵味方の兵士と馬で一杯なのでした。ゴードン将軍の最後の場面は、防戦空しく総督邸になだれ込んできた反乱軍兵士たちの前にサーベル片手に立ち塞がる将軍の胸を貫く一本の槍・・・ヘストン会心の名場面なのでした・・・。
さて以上の作品の他にも騎兵≠ェ活躍する作品は結構ありますな。「アラビアのロレンス」「砂漠のライオン」「ズールー戦争」「愛と叛乱の大地」・・・あとヨーロッパの架空の王国を舞台にした「ゼンダ城の虜」なんて作品には、華やかな戴冠式のシーンで、光輝く胸甲を身に付けた近衛騎兵が整列してカッコイイとこ見せてくれます。あと二次戦モノでは「戦場のメロディ」という作品のラストで、進撃してきた独軍戦車部隊に攻撃をかけるポーランド騎兵部隊のシーンがあります。コレってメチャ貴重なシーンですよ・・・他でポーランド騎兵なんて観たことないんで・・・現代の騎兵はヘリや戦車・装甲車に載って走り回っていますが、やっぱ馬≠ノ乗ってこその騎兵≠ナしょうね・・・戦後製作・公開邦画戦争映画<潟Xトは最終チェック中、近日アップ予定、乞うご期待・・・【続く】
01月07日(月)
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