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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File021】やっぱり馬≠ェ好き・・・ナポレオン戦争篇
新年あけましておめでとうございます・・・やっぱ明けオメ〜ッ≠チてか・・・。
21世紀も早や2年目、去年はいろいろと暗い出来事が多かったですが、今年は皆様にとって・・・いや全人類にとって・・・平和で幸せな年でありますように。
さて今年の干支は午≠ナすが、馬≠ニいえば、近世以前の戦争では欠かせない兵器≠ナす。その機動力≠利用した兵科騎兵≠ヘ飛行機≠竍潜水艦≠フ登場で、戦闘が多次元化する第一次大戦以前においては歩兵∞砲兵≠ノ並ぶ重要な兵科でした。騎兵≠ニ言って思いつくのは@中世十字軍モノ・・・(中世と言えば騎士≠フイメージが強いですが十字軍<cmではイスラム騎兵隊≠ェ登場し欧州諸侯騎士軍≠ニ激突します)A中国諸王朝モノ(何と言っても規模≠ェ違う・・・蒙古軍騎兵≠煌ワむ)B西部劇の騎兵隊モノ(対インディアン・南北戦争・対メキシコ戦争等)が思いつきますが、しかし何と言っても戦争映画ファンの間でも人気の高いのはナポレオン<cm・・・18世紀末〜19世紀中期にかけて欧州を支配した皇帝@高ンの作品です。人気の高い作品と言えばナポレオン(アベル・ガンス監督版・サッシャ・ギトリ監督版)ワーテルロー∞戦争と平和(ハリウッド版&ロシア版)がありますが、これら作品は良く知られており(某巨大掲示板サイトでも盛り上がっていましたので)ここでは省略して(オイオイ手抜きかよ〜ッ)みんなの知らないナポレオン♂f画の世界へ皆さんを招待しましょう・・・Vive L'empereur!!:皇帝万歳!!
【ナポレオン/アウステルリッツの戦い】
かく言う私ATFがナポ<cmに嵌ったのは、今から10数年前に、この映画を観たのがきっかけでした。アベル・ガンス♀ト督によってナポレオン1927の続編として製作された作品で、なんとオリジナル版は3時間(私が観たのがビデオ版2時間モノ)に及ぶ大作です。しかしながらナポレオン≠竍ワーテルロー∞戦争と平和≠ノ比べると人気が無い・・・っていうか観た人が少ない・・・っていう非常に残念な作品です。戦闘シーンは使い回しやミニチュア撮影が多いですがアウステルリッツ三帝会戦≠ノ至る政治の駆け引きや皇帝≠取り巻く王侯貴族・元帥たちの人間関係が半ばコメディっぽく描かれていますが、ストーリー演出は、さすがアベル・ガンス♀ト督。ワーテルロー≠燉ヌいですが、やっぱ勝ってこその皇帝≠ナしょう。
【戦場を駈ける女】
世にMADAME SANS-GENE(不躾け夫人)≠フ愛称で知られるダンツィヒ公爵夫人(ルフェーブル元帥夫人)の半生を描いたコメディタッチの歴史ドラマ。主人公演じるは美女ソフィア・ローレン。街の洗濯女から従軍酒保女を経ていきなり貴族という栄光の階段を駆け上がりながらも、その誠実さ、正直さを失わない女性を生き生き演じています。その奥さんにベタ惚れで頭が上がらないルフェーブル元帥(革命時軍曹から大尉・大佐・将軍・元帥と凄〜い昇進)を「愛と哀しみのボレロ」「熱砂の戦車軍団」「砂漠の戦場エル・アラメン」の名優ロベール・オッセンが演じています。実は成り上がり℃メばかりというナポレオン宮廷にあって、見栄や虚実ばかりの皇帝の一族や貴族たちを笑い≠ニばすヒロイン。王位を捨ててまで妻を選ぶルフェーブル元帥も良いですな・・・。イタリア遠征時の騎兵隊の進撃シーンや皇帝の閲兵シーンは迫力あります。イタリア語なんですが違和感はありません。ちょっと病的な皇帝≠燒。を出してます。
【英雄物語/ナポレオンとジョセフィーヌ】@〜B
全編4時間半に及ぶ歴史絵巻。皇帝≠ニ皇后≠ニの出会いから破局までを壮大に描いたテレビ映画ですが見応えは充分です。アーマンド・アサンテ演じる皇帝は他の皇帝役俳優とはちょっと違った魅力があります。皇后ジョセフィーヌは、ジャクリーン・ビセットが生き生きと演じています。この作品には、珍しくエジプト戦役が描かれていて、スルタンより献上されるマムルーク奴隷のシーンがあります。騎兵も結構登場しますが戦闘シーンは使い回しです。
【デジレ】
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01月01日(火)
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