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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File115】外伝・・・おたくたちの大和〜大和ロケセット野戦OFF従軍記・・・巻一
さて大和ロケセットの一般公開は二週間後の7月17日から・・・だったのだが、実際野戦OFFを開催するとなると、その前には大きな壁が立ちはだかっていた・・・そう時間と距離という壁である。さて時は流れ半年後・・・12月17日、遂に『男たちの大和/YAMATO』の全国での公開が始まった。年末公開の映画は12月中旬の土曜日から公開開始と相場は決まっている。大体12月の14日〜17日位である。昨年は12月17日だった訳だが、奇しくもその前日の12月16日は64年前の1941年に旧日本海軍の戦艦大和が竣工した将にその日であり、こんなしっかりした理由があるのだから全国公開を一日位前倒しにしてもいいじゃないかなんて素人考えで思ったりもしたのだが、やはり映画業界における興行成績を計測する基準の為、他の年末公開映画と公開の足並みを揃えなければならなかった様だ。因みに12月16日って日にはこんな事も起こっている・・・付け加えれば、一部の方々は既にご存知だが、私ことATFの誕生日でもある・・・(大汗。全国公開から四日後の12月20日・・・スケジュールに都合のついた私ATFと後輩伍長殿は、連れ立って地元の映画館にて『男たちの大和/YAMATO』を観戦した。観戦後に早速観戦記を書こうかとも思ったのだが、元来観戦記は、一般に余り認知されていない作品を紹介して、広く観戦を薦めようというポリシーがある(汗)。この『男たちの大和/YAMATO』については、ネット上でザッと検索しただけでも多種多様なサイトやブログ、掲示板で、戦争映画ファンのみならず映画ファンや一般の方々の間で良きも悪しきも様々な意見が述べられ、交換され、その反響の大きさが想像出来た為、今更観戦記を書いてもなぁ・・・なんて思えて、結局観戦記を執筆する事はなかった。さて『男たちの大和/YAMATO』観戦後、後輩伍長殿と食事を摂りながら、感想等とともに大和ロケセット探訪についても話題となったが、やはり時間と距離という壁の為に、具体的な野戦OFF実行へ一歩を踏み出すまでには至らなかった。

【大好評につき公開期間延長決定!・・・時は至れり】
年が明け、ひと月が過ぎた今年2月3日に開催された第五回北部九州軍管区(obisan技術大佐殿迎撃)OFF会の席上においても、再び大和ロケセット探訪野戦OFF実施について話題となったが、この期に及んでも、やはり具体的な実行計画策定には至らなかった・・・大和ロケセットの公開期限まで残り二ヶ月弱・・・このままでは折角の機会を生かす事なく、計画は露と消えてしまいそうな状況に陥っていた。ところがその日を遡る事4日前の1月31日、なんと尾道市は大和ロケセットの一般公開期限を、観光行楽のピークであるゴールデンウィーク明けの今年5月7日まで延長する事を決定していた!なんでも大和ロケセットへの入艦者数は、1月末現在で約55万人、3月末現在では70万人突破が予想されており、観光都市尾道市としては、今や立派な観光名所となった大和ロケセットを、このまま当初の予定通り3月末にて公開終了とするのは余程惜しくなった様だ。国内観光・行楽のピークであるゴールデンウィークまで一ヶ月以上の延長する事により、あわよくば80万人程度の来艦者数を見込んでいるのかもしれない。実際3月25日段階で来艦者数は70万人を突破したそうだ。公開延長により、野戦OFF実施の可能性に一部の希望の光が差したにも関わらず、その後も悪戯に時間は過ぎ、3月も終ろうとしていたある日の事、私ATFの下に後輩伍長氏から一通のメールが届いた・・・それによれば、後輩伍長殿のスケジュールに目処がついたので、この機を逃さずに大和ロケセット野戦OFF作戦を決行しましょう・・・という内容だった。そうと決まれば、事は早急に進めねばならない!その後数度のメールが遣り取りされ、予てより収集した情報を基に、急遽大和ロケセット野戦OFF作戦実施計画が立案・決定された・・・!

【中国・山陽道横断三百キロ】
後輩伍長殿との間で取り交わされたメールにより、野戦OFF作戦実施計画は以下の通り決定された・・・
大和ロケセット野戦OFF実施計画
@作戦は経費節約の為、自家用車利用による長距離侵攻作戦とする

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04月07日(金)
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